第15回イマジン七夕スペシャル2019『ロマンティック4大協奏曲』で、ホアキン・ロドリーゴ作曲「アランフェス協奏曲」を演奏するギタリストの朴葵姫(パク・キュヒ)さんにインタビュー。...
取材依頼書-東京都交響楽団 岡本正之様 このたびは『ひびクラシック』の名物企画「オーケストラリレーインタビュー ~みんなで広げようオケトモの輪!~」の取材をお引き受けいただき、...
早川鋭
音楽を愛し会場に足を運ぶ聴衆ばかりではなく、多くの企業や個人に支えられているのがオーケストラ。その支援者をフィーチャーし、お話を伺うのがこのコーナー。 第3回は、東京シティ・フィル...
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クラシックファンの皆さまですら、「そういえばこれって・・・なんだろう?」と思わず疑問を抱いてしまうこと、ありませんか?この「教えて!ひびクラシック」では、そんな疑問・質問にひびク...
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ユーザーレビュー

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  • シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番、4つの即興曲Op.90、他 カティア・ブニアティシヴィリ

    村井 翔 さん
    変ロ長調ソナタ第1楽章はモルト・モデラートとだけあって、テンポを変えろという指示は楽譜にはない。でも、第1主題のように動きの少ない歌謡主題から三十二分音符の連続するパッセージまであるわけだから、何かいじってみようと考えるのは演奏家の常。第2主題提示後の三十二分音符で加速、第二提示部と言うべき第1、第2主題の確保は速めのテンポのまま飛ばして、提示部の終わりでア・テンポに戻すというのがこの演奏の基本コンセプト。提示部反復(もちろんあり)や再現部でも同じことを繰り返しているし、展開部でもしばしばクレッシェンドとアッチェレランドが連動してテンポはよく動く。それ以外にも細かなルバートが随所にあり、第1主題は左手を効かせて「重く」弾くなど、音色も実に多彩だ。第2楽章両端部は前代未聞の超スローテンポ(14:32)、孤独な歩みに心が押しつぶされそうになるが、中間部ではテンポを上げて「希望の歌」が奏でられる。一転してスケルツォは妖精の踊りのように軽やか、トリオでは左手sfpの強調で全くユニークな響きを作る。そして名残り惜しげにいったんテンポを緩めてから最後のプレストに突入する終楽章に至るまで、隅々まで創意工夫にあふれた独創的な演奏にもかかわらず、少しも恣意性を感じさせない。即興曲 D899も一曲目(ハ短調)の重いテンポ、スタッカート気味の弾き方以下、すこぶる個性的。ちなみに、ライナーノートに寄せた彼女自身の文章も何とも素敵。この美貌に文才、ピアニストとしてのテクニック、天はいったい幾つの才能を彼女に与えたことやら。今年2月の来日中止で変ロ長調ソナタを含むリサイタルも流れてしまったのは痛恨事だったが、ヨーロッパでは演奏会に復帰しているようなので、来年4月にはぜひラフマニノフ第3協奏曲を弾きに日本に来てほしい。
  • マーラー:交響曲全集、大地の歌、歌曲集 ベルナルド・ハイティンク&コンセルトヘボウ管弦楽団(1962-76)(12CD+ブルーレイ・オーディオ)

    たか さん
    ハイティンクファンとしてこの録音は何組かのCDを持っているが、本盤はリマスタリングが売りとのことで再購入。 結論から云えばリマスタリンにより鮮度が増し、各楽器、特に弦楽器のニュアンスが鮮明に聞き取れるようになった。 3番の6楽章、4番の3楽章、6番の3楽章、9番の4楽章などは弦楽器の繊細なニュアンスがはっきりと聞き取れるようになり、改めてこの全集の価値が高まったと思う。 また、LPジャケットの復刻も美しく、入手しにくかった歌曲や「嘆きの歌」が入っているのも魅力だ。 一点、BDにボーナスとして1番の再録音が入っているもが、欲を言えば4番、7番のデジタル再録音分も入れてハイティンク/ACO/フィリップスのマーラー録音集大成として欲しかった。
  • リャトシンスキー:交響曲第3番、交響的バラード『グラジナ』 キリル・カラビツ&ボーンマス交響楽団

    TIKHON さん
    リャトシンスキー3番は旧ソ連圏内の作品で私の一番お気に入り。メロディアのトルチャック盤を愛聴していました。それが1954年改訂版であることを再認識しました。こちらカラビッツ盤はあえて記載していないようですが「初稿」です。初稿終楽章は手の込んだ主題のかぶせ方等興味ひく所が多いのですが、コーダへの流れ込みを意識したような展開ではなく散らかったかんじの構成です。改訂版は流石当局の息がかかったものなので如何にもというくらいストレートに楽しめる言わば大衆路線化した内容です。第一主題と聖歌風主題がかけあって盛り上がっていくところは万人受け間違いなしです。つまるところ予備知識なしで聴く分には改訂版がおすすめです。次はクチャル盤(改訂版のはず)を聴いてみます。 とはいえカラビッツはシェラザードで大好きになった指揮者さん。旧ソ連ちっくに聖歌主題を爆音にせず(爆音の方が好きですが・・)こだわって綺麗に丁寧に仕上げているように思えました。聴きこめば次第に良さがわかってくるきがします。
  • グイド・カンテッリの芸術(23CD)

    mari夫 さん
    夭折したカンテルリが残したレパートリーの大部分を網羅した企画。EMIに残されたフィルハーモニアとのスタジオ録音と、NBC響を中心としたほぼライブの録音。かなり重なる曲目もあり、ハイドンの93番などは三種類も入っている。いくつかはステレオ。カラヤン(12歳上)の生涯が1950年代半ばで断ち切られていたとしたら、すでに数多くの優れたレコーディングは残していたとはいえ、少くとも帝王のイメージはなかっただろう。バーンスタイン(2歳上)がニューヨーク・フィルの常任にもならぬうちに「消え」ていたら、彼は演奏史に名を残さなかったのではないか?そう考えると、36歳の若さで逝ったこの若き俊英がもっと長生きをしていたらという想像を馳せることは避けがたい誘惑でもあるが、不十分な音質であるとはいえこれだけのレコーディングが残されたことは、感謝すべきことだろう。トスカニーニに気に入られていたということからも推測できるように、カンテルリのスタイルは実に直截で、いささかも低徊趣味的なところはない。実際同じNBC響との『展覧会の家』はトスカニーニとかなりよく似ている。ただし、2年後のトスカニーニより音は良くないし、演奏の結晶化度も劣る。11枚目のイタリア・バロックの諸曲は当然この時代のスタイルだが、その限りにおいて演奏はびっくりするくらい良い。特にコレッリとジェミニアーニは単なる娯楽音楽の域をはるかに出ている。多分オケの協奏曲として組み合わせられているバルトークもまた、同時期のカラヤン(フィルハーモニア)と並ぶ傑出した名演。ベートーヴェンは颯爽として活気に満ちた名演。しかし晩年のトスカニーニのやや引き攣った癇の強い感じはない。ステレオで残された第五は風格さえ感じさせるが、事故のために第一楽章が未収録で終わったのは実に惜しい(三楽章以下は本人の最終承認を得ていないテイクというが)。ブラームスの二曲も同様で、このイタリア人指揮者はドイツものを実によく構成している。特に一番の堂々たる威容は既に大家の風格が十分。チャイコフスキーでは、「悲愴」が特に良い。上滑りせずに密実に構成された名演は只者ではない。フランスものも良くて、特にニューヨーク・フィルとの「ダフニス」は光彩陸離たる名演で、この録音が惜しいが、実に熱狂的な拍手も納得。ボストン響とのレスピーギも同じようにもう少し音が良かったらというところがある名演だが、「アッピア街道の松」の迫力などはそれでもこの俊英の能力を確信させるに十分なほど。序曲だけだが、「セミラーミデ」と「シチリア」の二曲は、強靭なリズムでの快進撃で、彼のイタリア・オペラを聞いてみたかったと惜しませる怪演。録音はこの時代並みで、聞き慣れているならそう問題はないだろう。

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