新国立劇場オペラ2020/2021シーズンのラインアップが発表され、都内で記者会見が行われた。(写真は左から、演劇芸術監督の小川絵梨子、オペラ芸術監督の大野和士、次期舞踊芸術監督の...
水戸室内管弦楽団 第105回定期演奏会 ~楽団創立30周年記念コンサート
国際的に活躍する日本人演奏家から選りすぐって、室内管弦楽団をつくったら、いったいどんな音楽が響くことになるのか? ― 初代水戸芸術館館長・吉田秀和のそんな夢のような構想の下に、19...
ひびクラ女子 育成 ベルリン・フィル
このプロジェクトは、ある日ひびクラ編集部に声を掛けられた、クラシック初心者の新入社員いつきさん(仮名だけど実在!)が、あれこれ分からないことをクラシックファンの皆さんによるユーザ...
東京オリンピックを目前にした2020年6月、「東京2020 NIPPONフェスティバル」の共催プログラムとして『東京・春・音楽祭特別公演 ベルリン・フィル in Tokyo 202...
演奏
今年11月、パリで行われたロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクールで、日本人の三浦謙司さんが優勝、務川慧悟さんが2位に入賞。同コンクール開催以来、初めて日本人が1位と2位を独占...
VRサロネンTOP
現在、東京芸術劇場で指揮者エサ=ペッカ・サロネン率いる英国名門オーケストラ、フィルハーモニア管弦楽団の来日公演に合わせて、VR(バーチャルリアリティー)体験プログラム「VR サウン...

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ユーザーレビュー

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    交響曲第9番『グレート』、『魔法の竪琴』序曲 ハインツ・ホリガー&バーゼル室内管弦楽団

    TSUSAN さん
    誰もが知るオーボエ奏者にして、作曲家、指揮者のハインツ・ホリガー(1939~スイス)とバーゼル室内管弦楽団(KAMMERORCHESTER BASEL:スイス)によるシューベルト交響曲全曲演奏の第1作。  解説書によれば、ナチュラル・ホルンや口径の狭いトランペットやトロンボーン、クラシカル・ティンパニ、ガット弦とクラシカル・ボウを用い、ヴィブラートは必要最小限とする。それによって、シューベルトという当時の前衛音楽家が有する本来のモダニティが積もった埃を払いのけるように伝わるというようなことが書かれている。ここに聴ける響きは、HIPのように作曲当時の楽器を用いるという演奏が陥りがちな、アクセントやノンヴィブラートの強調とは無縁で、初期ロマン派の息吹を瑞々しく聴かせる。録音時の78歳は指揮者として高齢とは言えないが、この演奏でのホリガーはまるで青年のようだ。このチクルスは実演では2017年11月にバーゼル音楽劇場で始まり、すでに2020年の交響曲第7番「未完成」を含むプログラムを残すのみとなっている。この録音は11月14日のバーゼルでの演奏会のあと、イギリス公演に旅立つ前の11月15~17日にバーゼルでセッションを組んで行われている。近年のオーケストラ録音といえばライブの一発録りでプローベの音源でミスを修正という流れが一般的になった今、3日間ものセッションで現代の録音技術を駆使して収録された成果はCDフォーマットでも明らかで、奇をてらわないホリガーのアプローチにはこの極上の音質が必須だということが理解できる。バーゼル室内管弦楽団はメンバー表によれば40人余りの所帯だが、ホリガーの意思が浸透していて、メンバーがそれに応える技量を持っており、フレージングとアーティキュレーションが正確に決まるさまは見事というほかない。実演の時系列に従えば、このあと第5番と第1番、第4番と第6番、第7番「未完成」の順で登場するはずで、これらの曲とバーゼル室内管弦楽団の相性は絶好だろう。20世紀から通じて指折りの全集となることが期待される。
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    チャイコフスキー:『悲愴』、グラズノフ:交響曲第8番 朝比奈隆&新星日本交響楽団(2CD)

    のだめノビルメンテ さん
    グラズノフの8番目当てで買った。この曲は以前から大好きな曲で、出ているCDはほぼ全部を所有している。私とこの曲の出会いは、中学生時代にFM放送で聴きその後すぐ購入したスヴェトラーノフ・モスクワ放送交響楽団とのものだった。原版はソ連のメロディアだったがレコードは日本コロンビアの国内版で音も悪くなく、それまで聴いてきた曲とは違った清新さに心が躍ったものだった。その後CD時代になり、多くのディスク購入してきたがすべての演奏に満足できなかった。スヴェトラーノフ・ソヴィエト国立管弦楽団とのディスクも購入したが、音質がひどくとても聴けたものではなかった。なぜスヴェトラ・モスクワ放送響とのディスクが出ないのかとモヤモヤしながら同演奏のレコードをCDに焼き聴き続けてきた。  前置きがやたら長くなったが、このディスク、かなり購入を躊躇していた。理由は私が日本のオーケストラにアレルギーがあったためである。N響の地方公演で「田舎者のお前らにはこんなもんでいいだろう」と散々陳腐な名曲を聴かされてきたからだ。そして朝日奈・大響にも決して感動できなかった。しかしこの曲があまりにも好きな私は賭けに出た。朝比奈の特性を逆に判断・期待した。満足できなかった多くのディスクはテンポがやたら速く、この曲の持つ歌謡性と対位法的な技法が聞き取れなかったからだ。そこで朝比奈のブルックナー的重厚長大路線に期待した。結果大当たりだった。第1楽章から情緒満点。決して遅いテンポではないが、各主題をしっかり歌い込む。ただのモチーフの様なメロディが美しい歌に代わってる。第2楽章。この重々しく葬送曲の様な曲を朝比奈は浄化されたアダージョ(楽譜上の指示はメスト)にしている。第2主題部で現れるフルートのメロディはスヴェトラのそれより美しい。闊達なスケルツォ(第3楽章)は丁寧な中にもユーモアを十分感じる。そして聴きどころの第4楽章。序奏の音階の4分音符を一歩一歩丁寧に丁寧に積み上げる。単純な音階が歌になっている。そしてヴァイオリンの高音のなんと美しいことか。その後ホルンとヴィオラ。チェロで奏でられる第1主題は地に足が着いておりかっこいい。クラで奏でられる第2主題もロシアの春の様に清新さに満ちている。その後展開部の対位法的な面白さ、再現部での堂々とした曲運び、感動的なコーダと朝比奈はまさにブルックナーのようにこの無名な交響曲を歌い上げる。実に堂々として爽やかな名演だった。この曲の良さを最大限に引き出した朝比奈に脱帽する。新星日響も時にロシアのオケか?と思わせる気迫で朝比奈に応えている。この演奏でスヴェトラでも感じなかったこの曲の良さに気付くことができた。やっと理想のグラズノフの第8番に出会うことができた。偏見とは良いものを見のがさせる、と反省した。朝比奈さんごめんなさい。日本オーケストラごめんなさい。買って良かった。早く買っておけばよかった・・・。既存の名交響曲に飽きたリスナーの皆さん。この機会にいかがでしょうか。
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    交響曲全集 プレトニョフ&ロシア・ナショナル管弦楽団(5CD)

    ひまらやすぎ さん
    ベートーヴェンの交響曲に対して、よく「旧来の演奏」とか「古楽的アプローチ」など「理想の交響曲演奏」についてはさまざまな意見が飛び交うが、プレトニョフの演奏はそれらを超越したものである。もちろんこの演奏にも「作曲家プレトニョフ」としての視点が大いに影響していると思われる。「いろいろなベートーヴェンの交響曲演奏の慣習や固定観念」を冷静な視点から洗い直し、ベートーヴェンへの深い共感とプレトニョフ自身の楽譜から読み取った感覚と感情の赴くままの演奏。よって好き嫌いがはっきり分かれるものです。
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    交響曲全集 ミヒャエル・ザンデルリング&ドレスデン・フィル(11CD)

    好事家 さん
    あまり期待せずに聴き始めた部分もありますが、全曲を聞き終えた今は大きな満足感に包まれています。勢いに任せたり、大袈裟な表現をすることは全くなく、作品への共感に満ちた充実した演奏が繰り広げられています。特に第9番は軽薄さの欠片もない素晴らしい出来だと思います。敢えて物足りない点を挙げれば、第8番の第1楽章に一層の緊張感が欲しかったことと、第13番の独唱に深みが欠けていることくらいでしょうか。通常のCDですが録音も良好で、お勧めできます。

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