第九 ベートーヴェン ベートーベン
早いもので2019年も残りわずか。何かとせわしなくにぎやかなこの時期のイベントごとといえば、クリスマス、忘年会、鍋パ、イルミネーション… でも何かひとつ、忘れていませんか? そう、...
2020/3/25(水)~29(日)に京都・東京・名古屋にて開催される「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXVIII」の出演者が決定した。 18回目のオペラ・プロジェクト開催となる...
東京オリンピックを目前にした2020年6月、「東京2020 NIPPONフェスティバル」の共催プログラムとして『東京・春・音楽祭特別公演 ベルリン・フィル in Tokyo 202...
2020/1/10、東京オペラシティ コンサートホール ホワイエにて、「0歳児」を育児中の保護者を対象にしたクラシックコンサート「0歳児とおでかけ!応援プロジェクト」が開催される...
ブラームス
このプロジェクトは、ある日ひびクラ編集部に声を掛けられた、クラシック初心者の新入社員いつきさん(仮名だけど実在!)が、あれこれ分からないことをクラシックファンの皆さんによるユーザ...
2019/11/30(土)、世界的指揮者マリス・ヤンソンス氏がサンクトペテルブルクの自宅で逝去されました。享年76歳でした。 ヤンソンス氏は、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とバ...
(C) Peter Meisel (BR)

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ユーザーレビュー

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    チャイコフスキー:『悲愴』、グラズノフ:交響曲第8番 朝比奈隆&新星日本交響楽団(2CD)

    のだめノビルメンテ さん
    グラズノフの8番目当てで買った。この曲は以前から大好きな曲で、出ているCDはほぼ全部を所有している。私とこの曲の出会いは、中学生時代にFM放送で聴きその後すぐ購入したスヴェトラーノフ・モスクワ放送交響楽団とのものだった。原版はソ連のメロディアだったがレコードは日本コロンビアの国内版で音も悪くなく、それまで聴いてきた曲とは違った清新さに心が躍ったものだった。その後CD時代になり、多くのディスク購入してきたがすべての演奏に満足できなかった。スヴェトラーノフ・ソヴィエト国立管弦楽団とのディスクも購入したが、音質がひどくとても聴けたものではなかった。なぜスヴェトラ・モスクワ放送響とのディスクが出ないのかとモヤモヤしながら同演奏のレコードをCDに焼き聴き続けてきた。  前置きがやたら長くなったが、このディスク、かなり購入を躊躇していた。理由は私が日本のオーケストラにアレルギーがあったためである。N響の地方公演で「田舎者のお前らにはこんなもんでいいだろう」と散々陳腐な名曲を聴かされてきたからだ。そして朝日奈・大響にも決して感動できなかった。しかしこの曲があまりにも好きな私は賭けに出た。朝比奈の特性を逆に判断・期待した。満足できなかった多くのディスクはテンポがやたら速く、この曲の持つ歌謡性と対位法的な技法が聞き取れなかったからだ。そこで朝比奈のブルックナー的重厚長大路線に期待した。結果大当たりだった。第1楽章から情緒満点。決して遅いテンポではないが、各主題をしっかり歌い込む。ただのモチーフの様なメロディが美しい歌に代わってる。第2楽章。この重々しく葬送曲の様な曲を朝比奈は浄化されたアダージョ(楽譜上の指示はメスト)にしている。第2主題部で現れるフルートのメロディはスヴェトラのそれより美しい。闊達なスケルツォ(第3楽章)は丁寧な中にもユーモアを十分感じる。そして聴きどころの第4楽章。序奏の音階の4分音符を一歩一歩丁寧に丁寧に積み上げる。単純な音階が歌になっている。そしてヴァイオリンの高音のなんと美しいことか。その後ホルンとヴィオラ。チェロで奏でられる第1主題は地に足が着いておりかっこいい。クラで奏でられる第2主題もロシアの春の様に清新さに満ちている。その後展開部の対位法的な面白さ、再現部での堂々とした曲運び、感動的なコーダと朝比奈はまさにブルックナーのようにこの無名な交響曲を歌い上げる。実に堂々として爽やかな名演だった。この曲の良さを最大限に引き出した朝比奈に脱帽する。新星日響も時にロシアのオケか?と思わせる気迫で朝比奈に応えている。この演奏でスヴェトラでも感じなかったこの曲の良さに気付くことができた。やっと理想のグラズノフの第8番に出会うことができた。偏見とは良いものを見のがさせる、と反省した。朝比奈さんごめんなさい。日本オーケストラごめんなさい。買って良かった。早く買っておけばよかった・・・。既存の名交響曲に飽きたリスナーの皆さん。この機会にいかがでしょうか。
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    交響曲全集 プレトニョフ&ロシア・ナショナル管弦楽団(5CD)

    ひまらやすぎ さん
    ベートーヴェンの交響曲に対して、よく「旧来の演奏」とか「古楽的アプローチ」など「理想の交響曲演奏」についてはさまざまな意見が飛び交うが、プレトニョフの演奏はそれらを超越したものである。もちろんこの演奏にも「作曲家プレトニョフ」としての視点が大いに影響していると思われる。「いろいろなベートーヴェンの交響曲演奏の慣習や固定観念」を冷静な視点から洗い直し、ベートーヴェンへの深い共感とプレトニョフ自身の楽譜から読み取った感覚と感情の赴くままの演奏。よって好き嫌いがはっきり分かれるものです。
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    交響曲全集 ミヒャエル・ザンデルリング&ドレスデン・フィル(11CD)

    好事家 さん
    あまり期待せずに聴き始めた部分もありますが、全曲を聞き終えた今は大きな満足感に包まれています。勢いに任せたり、大袈裟な表現をすることは全くなく、作品への共感に満ちた充実した演奏が繰り広げられています。特に第9番は軽薄さの欠片もない素晴らしい出来だと思います。敢えて物足りない点を挙げれば、第8番の第1楽章に一層の緊張感が欲しかったことと、第13番の独唱に深みが欠けていることくらいでしょうか。通常のCDですが録音も良好で、お勧めできます。
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    『王様の魔笛』~モーツァルトの『魔笛』より エーノッホ・ツー・グッテンベルク指揮&演出、アントホッフ、他(2013 ステレオ)(日本語字幕付)(日本語解説付)

    akiapple さん
    この舞台の音楽の部分は、タミーノ=フランツ・ヨーゼフ1世、パミーナ=皇妃エリザベート、ザラストロ=ルードヴィッヒ2世、夜の女王=ゾフィー大公妃、モノスタトス=ビスマルク、パパゲーノ=マックス・エマヌエルとなって演じられる。台詞の部分は昔パパゲーノだったという初老の男が、物語を説明しながら狂言回しのようになって話を進めていくという展開になっている。こういった演出もアリだとは思うが、現代の左翼風なその初老の男の台詞は理屈っぽくて退屈、だがドイツでは(日本でもそうかもしれないが)こういった演出でも受けるのだろう。割としっかりした日本語字幕付き。

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