2022年12月09日

小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIX プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」が2023年3月に開催!

小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIX が開催!

 

2023年3月に、京都・東京・名古屋の3都市で開催される小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIX。この演目は小澤征爾音楽塾にとって19年ぶりに取り上げるプッチーニ作曲「ラ・ボエーム」。理想を追い求める若い芸術家たちの恋愛と友情を感情を揺さぶるメロディでお届けする。
指揮は、小澤征爾音楽塾で初の首席指揮者に任命されたディエゴ・マテウス。今シーズンにペーザロ・ロッシーニ・フェスティバル、パリ・オペラ座でデビューし、来シーズンはNYメトロポリタン歌劇場でのデビューも決まり、これからを期待されている指揮者だ。

オーディションで選ばれた10代~20代の音楽家が集まる小澤征爾音楽塾オーケストラをマテウスと共に鍛えあげるのは、サイトウ・キネン・オーケストラ等国内外の第一線で活躍する音楽家たち。小澤と共に、これからの音楽界を担っていくであろう若い演奏家を熱く指導している。
2023年は、舞台セットと衣裳を本公演のために新たに制作。デイヴィッド・ニースによる奇をてらわず音楽に忠実な演出となる。写実的で美しい舞台セットと衣裳は、フランコ・ゼッフィレッリのアシスタントを務めたロバート・パージオーラによるデザインだ。
今年も制作拠点となる京都で公演をスタートし、東京と愛知の2都市に巡回。また、ロームシアター京都では、京都の小学生を対象とする「子どものためのオペラ」公演(入場無料・一般公開なし)も開催される。
チケットは12月10日(土)より発売開始!上質なオペラ体験をこの機会にぜひ!!

【小澤征爾音楽塾について】
小澤征爾音楽塾は、ローム株式会社の佐藤研一郎社長(当時)と小澤征爾がオペラを通じて若い音楽家を育成することを目的に、2000年に立ち上げた教育プロジェクト。恩師カラヤンの教えである「交響曲とオペラは車の両輪のようなもの」を持論とする小澤が「教えること」に生涯を捧げたもう一人の恩師 齋藤秀雄のスピリットを受け継ぎ、若い音楽家たちとともに学ぶ場として開催している。
毎年、国内外でのオーディションで選ばれたアジア諸国(日本、中国、台湾、韓国)の若い音楽家たちから成る小澤征爾音楽塾オーケストラが、小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラメンバーでもある演奏家たちから指導を受け、分奏形式やオーケストラピットでのリハーサルを重ねながら、世界の歌劇場で活躍するオペラ歌手・演出家と共に高水準のオペラを作り上げる「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト」。第一線で活躍するプロの歌手と若手オーケストラが贅沢に時間をかけてリハーサルを重ね、高水準の公演を行うという世界的にも希有な本プロジェクトの存在は、塾生たちにとっても特異な経験ができる唯一無二の場所と、その文化的意義も高く評価されている。
小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトはこれまでにモーツアルト:歌劇「フィガロの結婚」、J. シュトラウスⅡ世:喜歌劇「こうもり」などをはじめ、多くのオペラ作品を上演。
半導体・電子部品メーカーのローム株式会社(本社:京都市)及び公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーションが、2000年の設立以来、継続的に本プロジェクトを支援。小澤征爾音楽塾は、2016年1月にリニュアルオープンしたロームシアター京都を制作拠点とし、京都をはじめ全国で公演を開催。さらに、2015年以来、京都の小学生を対象とする「子どものためのオペラ」公演(無料)を実施している。

 

【公演詳細】

音楽監督

小澤征爾

指揮

ディエゴ・マテウス

演出

デイヴィッド・ニース

装置・衣裳

ロバート・パージオーラ

管弦楽

小澤征爾音楽塾オーケストラ

出演

ミミ:エリザベス・カバイエロ
ロドルフォ:ジャン=フランソワ・ボラス
ムゼッタ:アナ・クリスティ
マルチェッロ:デイヴィッド・ビズィック
ショナール:デイヴィッド・クロフォード
コッリーネ:ウィリアム・トマス
ベノワ/アルチンドーロ:フィリップ・ココリノス

【演目詳細】

[全4幕]新制作〈原語(イタリア語)上演/字幕付〉

【公演日程】

2023/3/17(金)・19(日) 京都・ロームシアター京都 メインホール

2023/3/23(木) 東京・東京文化会館 大ホール

2023/3/26(日) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール

 

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