2023年05月19日
「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2023」2年ぶり20回目の開催!メスト&ウィーン・フィルのコンビが5年ぶりに登場!!

ニューイヤー・コンサート史上最高の公演の一つと絶賛された
メスト&ウィーン・フィルのコンビ、5年ぶりの来日!
「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2023」が今年11月、東京・サントリーホールで開催!!
1842年に創立されたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、名立たる作曲家や演奏家を輩出してきた音楽の都ウィーンで伝統を培い、世界最高峰のオーケストラとして、独特の豊麗な響きで世界の聴衆を魅了している楽団として知られている。東京・サントリーホールでは、1999年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を招聘し、ウィーン・フィルの演奏を日本で定期的に聴くことができる「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン」を開催してきた。
2年ぶり20回目となる今年は、自らに「ウィーン音楽の血が流れている」と語る指揮者フランツ・ウェルザー゠メストが登場。彼は、ウィーン・フィルとは固い友情でむすばれ、「サマーナイト・コンサート」や「ウィーン・フィル ボール(舞踏会)」、さらにはヴェルサイユでの歴史的なコンサートなど、数々の名演を世界に響かせてきた。3度目の出演となった2023年1月の「ニューイヤー・コンサート」では、14曲が同コンサート初演奏という意欲的なプログラムで、「同コンサート史上最高の公演の一つ」と絶賛された。ソリストには、教育者、慈善活動家としてもクラシック音楽界を代表するピアニスト、ラン・ランが登場。サントリーホールでのフランツ・ウェルザー゠メストとウィーン・フィルとの顔合わせは2018年以来となる。
さらに期間中「音楽文化の実りと豊かな発展」というウィーン・フィルとサントリーホール共通の願いのもと、無料公開リハーサル、ウィーン・フィル奏者によるマスタークラス、青少年プログラムが開催される。また次世代の聴衆に世界最高峰の演奏に触れてもらう機会を創出すべく11月12日公演限定で、中学生から25歳までの青少年を対象としたユース席が今回より新設された(ローチケでの取り扱い無し)。
日本を定期的に訪れているウィーン・フィルは「日本は私たちのアジアでの故郷」と述べ、東日本大震災に際して「最も大切な日本の友人たちへ、お見舞いの気持ちを伝えたい」と100万ユーロの寄付を申し出ている。そしてサントリーグループも同額を拠出し「ウィーン・フィル&サントリー音楽復興基金」を設立、東北や熊本の被災地での活動を継続して行っており、本年も音楽を通じた被災地への支援活動を計画しているという。
2年ぶりの公演に期待も高まる本公演のチケットは、5月27日(土)10:00より一般発売開始。ローソンチケットでは、一般発売に先駆け、5月22日(月)より先着先行受付実施!!この機会にぜひ、豊麗な響きの演奏を聴きながら、至福のひとときをご堪能あれ!
【出演者プロフィール】
■指揮:フランツ・ウェルザー゠メスト Franz Welser-Möst, Conductor
フランツ・ウェルザー゠メストは、21年間、クリーヴランド管弦楽団の音楽監督として確かな音色の文化を形作ってきた。客演指揮者としては、特にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と緊密で充実した関係を築いており、ウィーン楽友協会での定期演奏会のほか、ヨーロッパ、日本、中国、アメリカでの公演でも度々指揮をしている。また、サラエボやヴェルサイユでの歴史的な記念コンサートでも共演を果たしている。これまでに同楽団のニューイヤー・コンサートの舞台に3度(2011年、13年、23年)立っているが、23年のコンサートは批評家や聴衆からコンサート史上最高のものの一つとして絶賛された。ザルツブルク音楽祭にも度々招致されており、最近では『ルサルカ』、『ばらの騎士』、『フィデリオ』、『サロメ』などで、オペラ指揮者として解釈における新しい基準を打ち出している。20年には創立100周年を迎えたザルツブルク音楽祭で『エレクトラ』を指揮し、同音楽祭からルビー・ブローチが贈られた。ウィーン楽友協会の名誉会員であり、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団からは名誉の指輪が贈られた。
■ピアノ:ラン・ラン(11/14) Lang Lang, Piano (Nov 14)
©Gregor_Hohenberg
ラン・ランは、ピアニストとして、教育者として、そして慈善活動家としてクラシック音楽界を代表する存在であり、世界で最も影響力がある献身的な芸術家の一人である。ニューヨーク・タイムズ紙に「クラシック音楽の惑星でもっともホットなアーティスト」と称賛され、これまでに、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団など、世界最高峰のオーケストラと共演。2008年には一流ピアニストの養成や音楽教育の推進を目指す「ラン・ラン国際音楽財団」を創立。英国王立音楽学校をはじめ、マンハッタン音楽学校、ニューヨーク大学などより、数多くの名誉博士号を授与されたほか、13年には国連事務総長より、世界の教育に取り組む「ピース・メッセンジャー」に任命された。
■管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Wiener Philharmoniker, Orchestra
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ほど、西洋音楽の歴史と伝統に深く関わっているオーケストラはないだろう。その魅力は、世代を超えて慎重に継承されてきた均質な音楽スタイルの意識的な維持、および独特な歴史と組織形態に基づいている。今日でも変わらぬ「ウィーン・フィルの理念」の支柱は、芸術的・組織的な意思決定の過程すべてをオーケストラのメンバー自身の手に委ねる民主的な組織であること、そしてウィーン国立歌劇場管弦楽団との密な共生である。日本や日本の聴衆との関係は非常に密接で、パンデミックの起こった2020年でさえ、大規模なセキュリティ対策とツアー期間中の検疫を実施した上で日本公演が行われた。パンデミックの発生以来、ウィーン・フィルは試験や研究を通して主導的な役割を果たし、最初のロックダウン後の20年6月には、世界に先駆けて生の聴衆のためのコンサートを行った。同楽団は、音楽の人道的なメッセージを聴衆の日常生活や意識の中に伝えることを使命としている。
【公演概要】
「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2023」
指揮
フランツ・ウェルザー=メスト
ピアノ
ラン・ラン ※11/14(火)公演のみ
管弦楽
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【曲目】
【11/12(日)公演】
R. シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』作品30
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68
【11/14(火)公演】
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 作品22(ピアノ:ラン・ラン)
プロコフィエフ:交響曲第5番 変ロ長調 作品100
【11/18(土)公演】
ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 作品60
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68
【11/19(日)公演】
R. シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』作品30
ドヴォルジャーク:交響曲第8番 ト長調 作品88(B 163)
【公演スケジュール】
日 程:11/12(日)・14(火)・18(土)・19(日)
会 場:東京・サントリーホール 大ホール
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\プレリクエスト先着先行受付を実施!!/
【受付期間】5月22日(月)12:00~5月26日(金)23:59
※受付詳細は下記『チケット受付』ボタンよりご確認ください
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