2019年07月18日
「蜜蜂と遠雷」リーディング・オーケストラコンサートに三浦大知、家入レオらが出演

直木賞・本屋大賞を受賞し今年10月に映画公開予定の恩田陸原作「蜜蜂と遠雷」コンサートシリーズ第三弾“「蜜蜂と遠雷」リーディング・オーケストラコンサート~ひかりを聴け~”の上演が決定した。
「蜜蜂と遠雷」は3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクールを舞台に、数多くの天才たちによって繰り広げられる競争、自らとの闘いを描いた作品。人間の才能と運命、そして音楽が繊細に表現された青春群像小説である。
本コンサートは、若きソリストたちが奏でる歌と言葉、そして演奏をまるで旋律のように組み合わせた新しい形の音楽会。千住明が音楽監督・オーケストラ演奏の指揮を務め、三浦大知、家入レオ、松下優也、中村 中、木村優一ら歌声に定評のある一流アーティストたちが、ピアノやオーケストラによる豪華演奏とコラボレーションし歌声を響かせる。
2018年1月に上演された第一弾では、直木賞・本屋大賞を受賞した名作「蜜蜂と遠雷」が創りだした言葉の数々を歌と朗読・ピアノとオーケストラで表現し、大好評を博した。そして今回、作品を通じて誕生した「蜜蜂と遠雷」コンサートのテーマ曲「ひかりを聴け」も披露される。この曲は、恩田陸が自ら作詞し、千住明が楽曲を創り小説の世界を歌で描いたもので、オーケストラと一流アーティストらがコラボしたオーケストラコンサートとして誕生する。
2019年8月、「蜜蜂と遠雷」から生まれた名曲の数々が、東京フィルハーモニー交響楽団をはじめ、ピアニスト、言葉を朗読するリーダー、そしてアーティストらの織りなすハーモニーによって、“リーディング・オーケストラコンサート”として新たに生まれ変わる。
「蜜蜂と遠雷」リーディング・オーケストラコンサート~ひかりを聴け~は2019/8/16(金)~18(日)にBunkamuraオーチャードホールにて上演。
「蜜蜂と遠雷」リーディング・オーケストラコンサート~ひかりを聴け~
【日程】
2019/8/16(金)~18(日)
【会場】
Bunkamuraオーチャードホール
【出演】
三浦大知、家入レオ、松下優也、中村 中、木村優一
指揮・音楽監督:千住 明、ピアノ:川田健太郎、西本夏生、管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
三浦大知
Daichi Miura
1987/8/24生まれ、沖縄県出身。Folderのメインボーカルとして1997年にデビュー。2005年3月にシングル「Keep It Goin‘ On」でソロ・デビュー。天性の歌声とリズム感、抜群の歌唱力と世界水準のダンスで人々を魅了し、コレオグラフやソングライティング、楽器も操るスーパーエンターテイナー。2012年に日本武道館、2013年に横浜アリーナ、2017年には国立代々木競技場第一体育館にて単独公演を大成功させ、ライブの規模も年々拡大させている。2018年には、8月にリリースした「Be Myself」で「第60回輝く!日本レコード大賞」において2年連続となる優秀作品賞を受賞。また「第69回紅白歌合戦」にも出場を果たし、2年連続の出場となった。2019/2/24には「天皇陛下御在位三十年記念式典」にて天皇陛下が作詞、皇后陛下が作曲された琉歌「歌声の響」を歌唱。3/13には自身最多動員数・公演数となった「DAICHI MIURA LIVE TOUR 2018-2019 ONE END」のツアーファイナルで2年連続となる単独での大阪城ホール公演を開催し、6月12日にLIVE DVD&Blu-ray「DAICHI MIURA LIVE TOUR ONE END in 大阪城ホール」として自身通算25枚目となるシングル「片隅 / Corner」と同時リリースしている。
家入レオ
Reo Ieiri
1994/12/13生まれ、福岡県出身。13歳で音楽塾ヴォイスの門を叩き、青春期ならではの叫び・葛藤を爆発させた「サブリナ」を完成させた15歳の時、音楽の道で生きていくことを決意。翌年単身上京。第54回日本レコード大賞最優秀新人賞他数多くの新人賞を受賞。以降、数多くのドラマ主題歌やCMソングなどを担当。今年1月30日には初の映画タイアップとなる「コードギアス 復活のルルーシュ」オープニング主題歌「この世界で」をリリース。5月10日からはニュー・アルバム「DUO」(2019/4/17リリース)をひっさげて「家入レオ 7th Live Tour 2019 ~DUO~」(全20公演)を回っており、ファイナルは7/27(土)千葉・幕張メッセ国際展示場にて開催される。
松下優也
Yuya Matsushita
1990/5/24生まれ、兵庫県出身。2008年11月、18歳にしてシングル「foolish foolish」でメジャーデビュー。2015年、ボーカル&ダンスグループ「X4(エックスフォー)」としてデビューし、2016年にはメジャー1st Album「Funk,Dunk,Punk」をリリース。オリコン週間アルバムランキングで10位を記録した。俳優としても活動し、 NHK朝の連続ドラマ「べっぴんさん」(2016年)などの人気作に出演。そして、新感線☆RS「メタルマクベス」(2018年)、座・ALISA「キセキのうた」~私たちの「今」を歌おう~(2018年)に出演し、舞台「黒白珠」(2019年6月~7月)では主演を務めるなど、絶大な支持を得ている。ミュージカル「サンセット大通り」(2020年03 月~)出演予定。
中村 中
Ataru Nakamura
1985/6/28生まれ。東京都出身。2006年6月にシングル「汚れた下着」でメジャーデビュー。2ndシングル「友達の詩」(2006年)発売時にトランスジェンダーであることを公表。第58回NHK紅白歌合戦に出場。劇伴、主題歌制作も行っている。役者としても活動し、出演舞台には、「HEDWIG and the ANGRY INCH SPECIAL SHOW」(2017年)「ベター・ハーフ」(2017年)「毛皮のマリー」(2018年)劇団Kakuta「らぶゆ」(2019年)等がある。
木村優一
Yuichi Kimura
1983/6/14、熊本県生まれ。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。聖徳大学大学院博士前期課程修了。2014年12月サントリーホールブルーローズにて東京ヴィヴァルディ合奏団クリスマスコンサートにゲスト出演。続く2015年4月第一生命ホールの同団定期演奏会にてペルゴレージ作曲スタバト・マーテルのソプラノ・ソロでもゲスト出演し高い評価を得る。2016年1月東京芸術劇場コンサートホールにてG・Dream21レディースオーケストラパフォーマンスコンサート、同年7月、東京FM主催『第1回中島啓江メモリアルオペレッタ喜歌劇こうもり』にソリストとしてゲスト出演する。2018/11/7、徳間ジャパンコミュニケーションズより全曲ポップスの書き下ろし楽曲によるアルバム「Is This Love?」を発売。本人も作詞にチャレンジした。
千住明(指揮・音楽監督)
Akira Senju
1960年東京生まれ。作曲家。東京藝術大学作曲科卒業。同大学院首席修了。代表作にピアノ協奏曲「宿命」(ドラマ「砂の器」劇中テーマ曲)、オペラ「万葉集」「滝の白糸」、「カレンダー組曲」等。ドラマ「ほんまもん」「風林火 山」、映画「黄泉がえり」「涙そうそう」「追憶」、アニメ「機動戦士Vガンダム」「鋼の錬金術師FA」、NHK「日本 映像 の20世紀」「ルーブル 永遠の美」NHKスペシャル「平成史 スクープドキュメント」、TV「アイアンシェフ」、CM「アサヒ スーパードライ」、ウィーン美術史美術館&TBS公式テーマ曲「Glorious Museum」、中国ミュージカル「白夜行」等、音楽担当作品は数多い。受賞歴多数。メディアへの出演も多く、NHK「日曜美術館」のキャスターも務めた。東京藝術大学特任教授。
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