「東京・春・音楽祭2020」が新型コロナウイルスの影響で一部公演を無観客&ライブ配信に

春音楽祭2020ライブ配信

「東京・春・音楽祭2020」は、新型コロナウイルス感染症対策本部による基本方針発表を受け、3/14・15に予定していた公演を無観客の無料ライブ配信へと変更する。


以下の3公演が、ライブ配信の対象となる。

・3/14(土)15:00
  林 美智子(メゾ・ソプラノ)& 与儀 巧(テノール)にほんの歌を集めて


・3/14(土)18:00
  The Ninth Wave – Ode to Nature 目で聴き、耳で視る『ベートーヴェン』


・3/15(日)16:00
  ベルリン・フィルのメンバーによる室内楽

 

購入済みの3月15日までのチケットは、全て払戻しを行う予定。払戻し方法については、音楽祭の公式サイト等で発表する。なお、3/14(土)の「The Ninth Wave – Ode to Nature 目で聴き、耳で視る『ベートーヴェン』」の配信は18:00 のみとなり、14:00 からの配信は行わない。

 

同音楽祭実行委員会の担当者は「ご来場を楽しみにお待ちいただいていた皆様、音楽家からの公演実現に向けての励ましの言葉を受け、スタッフ一同実施に向けて努力を重ねていました。しかしながら現在の状況を鑑み、ご来場者及び出演者、スタッフなど公演に関わる全ての人の健康や感染拡大への懸念を受け、今回の結論へと至りました。音楽家たちは観客のいない音楽会でも、その先に感じる多くのお客様へ届ける想いをもって演奏し、私たちスタッフも音楽家とお客様をつなぐための努力を行います。多くの皆様のご視聴を心よりお待ちしております」とコメントを寄せた。

 

この度の同対策本部の発表を受けて多くの公演が中止や延期となる中、人気の楽団やホールがライブ配信を行い話題を集めている。3/6(金)は、神奈川フィルハーモニー管弦楽団が「定期演奏会第357回」の中止に伴い、動画配信サイト「YouTube(ユーチューブ)」で「神奈川フィル デリバリー・コンサート」と題し、無料ライブ配信を行った。3/7(土)は、滋賀県大津市のオペラ劇場「びわ湖ホール」が上演を予定していたワーグナーの楽劇「神々の黄昏(たそがれ)」を「YouTube」でライブ中継(現在は公開終了)。3/8(日)は、神奈川県の「ミューザ川崎シンフォニーホール」と東京交響楽団は「【観客のいない音楽会】ミューザ川崎シンフォニーホール&東京交響楽団 名曲全集第155回 Live from Muza!」を動画配信サイト「niconico(ニコニコ)」で生中継した。

 

いずれも大きな反響を呼んでおり、新たな層への広がりやライブ配信の可能性に期待が高まる。これらのライブ配信を開催した主催者に対して、後日CDやDVDの購入で支援を促す動きも見られ、音楽や観劇を愛する人々の切実な思いがインターネット上に広がっている。しばらくホールに足を運ぶことは難しそうだが、この機会に「自宅」という会場でオーケストラのライブ配信を気軽に楽しんでみてはいかがだろうか。

 

「東京・春・音楽祭2020」視聴方法

該当公演の開演時刻より、無観客ライブ・ストリーミング配信(無料)を行う。
下記公式サイトにて、公演当日に発表されるリンクから視聴が可能となる。

東京・春・音楽祭2020 公式サイト

 

「東京・春・音楽祭」とは

明治以来、日本における文化・芸術の集積地として発展を続けてきた上野公園を舞台に、桜の美しい時期に約1ヵ月に渡って開催する音楽祭。オペラやオーケストラ、国内外一流アーティストによる室内楽をはじめとする演奏会から、街角で気軽に楽しめる音楽との出会いの場まで、200を超える演奏会を開催し、様々な音色で東京の春の訪れを彩る。

開催期間:2020/3/6(金)~4/18(土)


チケットはこちら

※ローチケサイトに移動します

 

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