はじめてのクラシック~バッハの名曲5選


音楽の父、J.S.バッハの名曲をご紹介します。これを聴けばバッハがわかる!クラシックの名曲が揃っています。


1. バッハ / 主よ人の望みの喜びよ
教会カンタータ『心と口と行いと生きざまは』の中のコラール(賛美歌)。イギリスのピアニスト、マイラ・ヘスによってピアノ独奏用に編曲され、有名になりました。オーケストラではこの曲だけ独立して演奏されることもあります。聖母マリア訪問の祝日のために作られたもので、全10曲あり、『主よ、人の望みの喜びよ』は6曲目と10曲目に登場します。この美しく心洗われるような旋律は、ひとつの旋律と同時に他の旋律が動くポリフォニーという手法で書かれています。


2. バッハ / トッカータとフーガ
バッハが作曲したオルガン曲。劇的な旋律から始まり、全体を通して緊張感を持ち演奏されます。トッカータとは即興的な要素を持ち合わせた鍵盤楽器の楽曲形式で技巧的な表現が特徴です。またフーガとは対位法を用いた形式で、主題に対し旋律が拡大、反復、逆行などを繰り返して模倣しながら発展していくものです。その2つが合わさってこの曲を構成しています。偽作説もある謎の多い曲ですが、多くの人に知られている名曲です。嘉門達夫が替え歌で歌っている「鼻から牛乳」でも知られています。


3. バッハ / ブランデンブルク協奏曲第5番
冒頭がとても有名で、BGMなどでよく使われています。このブランデンブルグ協奏曲という呼び名は「バッハ伝」を著したシュピッタの命名によるものです。元々の自筆譜には「いくつもの楽器による協奏曲集」というように記されています。この第5番ではフルート、ヴァイオリン、チェンバロが旋律を演奏しています。特にチェンバロの活躍が著しく、音楽史上初のチェンバロ協奏曲であり、後世のピアノ協奏曲に繋がる重要な曲です。明るく華やかな曲調、即興的な要素を含む旋律がとても印象的です。


4. バッハ / G線上のアリア
管弦楽組曲第3番の第2曲『アリア』をヴァイオリン奏者ウィルヘルミが編曲したもの。原曲のニ長調からハ長調に移調されており、ヴァイオリンの最低弦G線だけで演奏できるようになっています。バッハの死後100年経ってから有名になった、遅咲きの曲です。CMだけでなく、卒業式や葬送、追悼曲の定番でBGMとしてもよく聴かれることが多いです。


5. バッハ / フーガ ト短調
「小フーガ」の愛称で親しまれているオルガンのための曲です。この曲はバッハ作品のフーガの中でも分かりやすく、中学2年生の教科書の教材としても使われています。バッハが宮廷のオルガニストとして活躍していた時代に作曲され、主題の美しさが特徴的です。様々なジャンルの曲でモチーフとして使われており、多くの人に親しまれています。(X JAPAN『ROSE OF PAIN』、安室奈美恵『Love 2000』)


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