ひびクラ女子リアル育成PJ~いつきさんの場合 Op41

このプロジェクトは、ある日ひびクラ編集部に声を掛けられた、クラシック初心者の新入社員いつきさん(仮名だけど実在!)が、あれこれ分からないことをクラシックファンの皆さんによるユーザー投票で教えてもらい、その結果を真面目に体験していくという、SNS連動型のリアル育成プロジェクトです。

< 前の記事:Op.40

こんにちは。いつきです。

 

皆さん、おうち時間はどのようにお過ごしでしょうか?

私はと言うと、ひたすらに猫動画をみています。ゴールデンウイークは帰省して実家の猫に会いに行こうと思っていましたが、今回はお預けですね。

 

早く元の日常が戻ってきますように!

 

さて、お久しぶりの登場となりましたが、今回もベルリン・フィル×カラヤンシリーズが続いてまいりますよ。

 

前回は「カラヤン&ベルリン・フィルで聴きたいベートーヴェンの交響曲」をお聞きしました。
投票くださった皆さん、ありがとうございます!

 

ここでも第九が一番人気!これはもう、不動の人気といったところでしょうか。

 

(心の声)

でも…第九はわりと聴いてきた…。

なんなら『英雄』『運命』も聴いたことがある…

 

あれ、そう言えば『田園』は一回聴くのを断念して、その後放置のままだったな??

色々な曲を聴いておきたいし、明るく穏やかに聴けそうな『田園』一択??

 

よし、今回は交響曲第6番『田園』を聴いてみよう!

 

ということで、連載史上初、“投票結果を無視”という展開がやってまいりましたがご容赦ください。

 

なぜ過去に『田園』を断念したのかを正直に申しますと、「ベートーヴェンって言ったら“ダダダダーン”の『運命』でしょ?『田園』ってほのぼのしてそうでなんかイメージとちゃうねん」という変な妄想があったからです。

 

普段は“暗め・強め”の曲にテンションが上がりがちな民族なのですが、悲しいニュースが多いこのご時世、心の平穏を取り戻すためにも気分転換が必要かなと思いまして。きっと『田園』は明るい曲だろうという思い込みの基、満を持しての再トライです。

 

カラヤン&ベルリン・フィル 1962年録音を試聴。

(この交響曲は第5楽章まであるのですね)

 

~♪~♪~♪~

~♪~♪~♪~

~♪~♪~♪~

~♪~♪~♪~

~♪~♪~♪~

 

…途中「思ってたんと違う!」事件がおこりましたが、ひとまず時系列で感想を綴っていきます。

 

第一楽章。あ~なんか幸せ!とてもおめでたい感じです。でも私が田舎で見慣れている“田園”とは雰囲気がちょっと違いますかね。“庭園”と言いたくなるくらい、色彩豊かな風景が思い浮かんできます。終始ハッピー。

 

続く第二楽章。私の主観としては、こちらの方が“田園”み強めです。ジブリ映画に出てきそう。ゆらゆら~と身を委ねたくなる音色に癒されますね。途中のフルート?クラリネット?っぽい音が、鳥の鳴き声にも聞こえます。

 

第三楽章に入ると、徐々に活気づいてきました。町民の皆さん、お酒を飲みながら仲良く踊りましょう♪と、外出自粛の対義語みたいな楽しい場面がイメージできます。ルンルン気分で聴いていたのですが、スッと静かになって次の楽章へ。

 

第四楽章。ここが問題のシーンです。突如打ち付ける雷。うわぁ、やめて~~(泣)。高音がキリキリと、低音がズンズンと体に響いてくる感覚。かなりヘビー級の衝撃でした。思わずイヤホンを外そうとしていたのですが、その嵐は徐々に収まっていきます。

 

そしてクライマックスの第五楽章。先ほどまでの曇天は晴天へ。牧歌的と言いましょうか、非常にほっこりした感じで終わりました。めでたしめでたし。

 

“第四楽章の襲撃”事件は予想外でしたが、終わりよければ全て良し。曲の大半は明るく軽やかな雰囲気で、楽しく聴くことができました。

 

でもちょっと前の自分だったら、きっと違う態度で聴いていたと思います。出会うタイミングって大事ですね。

 

まだまだ春、出会いの季節は続きます。
お次のベルリン・フィル×カラヤンシリーズは、モーツァルト編です。

 

振り返ると、モーツァルトってこの連載であまり取り扱ってこなかったんですよね。

彼の生涯は35年。その中でえげつない数の曲を書いているそうです。
交響曲に至っては、なんと全45曲!?アイディアの泉ですね。

 

ひびクラ先生曰く、モーツァルト交響曲の中でも特に有名なのはこの4曲だそう。

 

■交響曲第36番 ハ長調『リンツ』

■交響曲第39番 変ホ長調

■交響曲第40番 ト短調

■交響曲第41番 ハ長調『ジュピター』

 

ということで、次の投票はこちらから選んで頂きましょう!

 

ここで、最近ハマっているギリシャ神話についての豆知識(唐突)。

 

『ジュピター(=木星)』って、ギリシャ神話の最高神・ゼウスの英語読みからその名前が付けられているらしいですね。そしてゼウスの父・クロノスは土星、クロノスの父・ウラノスは天王星と、お隣同士(水金地火【木土天】冥海)で並んでいるんだとか(でもこの3世代、とても仲が悪い)。

ちなみに冥王星のハデス(冥界の神)、海王星のポセイドン(海の神)はゼウスの兄弟、と。

 

ギリシャ神話から名前をとっている言葉ってたくさんあるので、知っていると結構面白いんですよ。

少し時間ができそうなので、この期間にいろいろお勉強してみようかな、と思っている今日この頃なのでした。

さあ、いつきさんに「カラヤン&ベルリン・フィルで聴きたいモーツァルトの交響曲」を教えてあげましょう!

こちらのTwitter投稿から投票をお願いします。

※投稿にはTwitterアカウントの作成が必要です

 

「ベルリン・フィル」関連記事

ベルリン・フィル来日 新宿御苑で日本初の野外コンサート開催 ー「東京2020 NIPPONフェスティバル」詳細決定ニュース 2019/11/8
ベルリン・フィル来日 新宿御苑で日本初の野外コンサート開催 ー「東京2020 NIPPONフェスティバル」詳細決定
東京オリンピックを目前にした2020年6月、「東京2020 NIPPONフェスティバル」の共催プログラムとして『東京・春・音楽祭特別公演 ベルリン・フィル in Tokyo 2020』が開催される。

記事はこちら 

ベルリン・フィル来日「東京2020 NIPPONフェスティバル」公演決定ニュース 2019/7/10
ベルリン・フィル来日「東京2020 NIPPONフェスティバル」公演決定
2020年6月、東京2020大会の公式文化プログラム「東京2020 NIPPONフェスティバル」の共催プログラムとして「東京・春・音楽祭特別公演 ベルリン・フィル in Tokyo 2020」を実施することが決定した。

記事はこちら 

キリル・ペトレンコがベルリン・フィル首席指揮者として初シーズンの詳細を発表ニュース 2019/5/15
キリル・ペトレンコがベルリン・フィル首席指揮者として初シーズンの詳細を発表
2019年8月にベルリン・フィル首席指揮者に就任するキリル・ペトレンコが、4月29日に行われた同オーケストラの年間記者会見で、最初のシーズンのプログラムを発表した。

記事はこちら 

 

関連商品

ベートーヴェン:交響曲全集(1966年東京ステレオ・ライヴ)
ベートーヴェン:交響曲全集(1966年東京ステレオ・ライヴ)
カラヤン&ベルリン・フィル
発売日 : 2020/03/17
レーベル : King International
フォーマット : SACD
HMV&BOOKS onlineで商品を見る
モーツァルト:交響曲第35・36・38・39・40・41番 
モーツァルト:交響曲第35・36・38・39・40・41番 
カラヤン&ベルリン・フィル
発売日 : 1996/08/25
レーベル : Dg 2cd Series
フォーマット : CD
HMV&BOOKS onlineで商品を見る
交響曲第36番『リンツ』、第38番『プラハ』、第39番
交響曲第36番『リンツ』、第38番『プラハ』、第39番
カラヤン&ベルリン・フィル
発売日 : 2018/10/24
レーベル : ユニバーサル ミュージック
フォーマット : SHM-CD
HMV&BOOKS onlineで商品を見る