2018年11月30日

ひびクラ女子リアル育成PJ~新入社員いつきさんの場合 Op.2

ひびクラ女子リアル育成プロジェクト

このプロジェクトは、ある日ひびクラ編集部に声を掛けられた、クラシック初心者の新入社員いつきさん(仮名だけど実在!)が、あれこれ分からないことをクラシックファンの皆さんによるユーザー投票で教えてもらい、その結果を真面目に体験していくという、SNS連動型のリアル育成プロジェクトです。

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こんにちは、いつきです。
たくさんの投票、ありがとうございます!

 

前回、「クラシック初心者にオススメするモーツァルトの曲」を皆さんにお伺いしたところ、どうやら『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』が一番人気のようですね。

ということで、まずは音楽配信で『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』と検索。

 

うーん、同じ曲でもたくさんヒットしますね。

どれを聴こうかしばらく悩み、ジャケットのイラストが何となくとっつきやすかった「アニメ クラシカロイド」のサントラCDを選択。

早速聴いてみました。

 

~♪~

 

ああ、これ!聴いたことある!!
学校の式典などでよく流れていた記憶があります。

ベルサイユ宮殿

第1楽章を聴いて、今年2月に卒業旅行で行ったベルサイユ宮殿を思い出しました。

 

「早速聴いてみました!めちゃくちゃ有名な曲じゃないですか。知っている曲だから聴きやすかったです。でも繰り返しが多くて、途中ちょっと退屈でした(笑)」

なんて、意気揚々とひびクラ編集長のもとへ行ったのですが…
そこで衝撃の一言を頂きました。

 

「まさか、第1楽章しか聴いてないの?」

 

だいいち…がくしょう…?

何ですかそれは。あれで終わりではないのですか。

 

確かに調べてみたら、『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』だけで第4楽章まであるではないですか。
これを全部ひっくるめて一曲なのだとか…。

 

初っ端からつまずきましたが、これもまた勉強ですね。
(長い…と言いそうになる気持ちはぐっとこらえ、)
改めて第4楽章まで聴いてみました。

 

~♪~♪~♪~♪~

 

ほうほう、第1楽章は舞踏会みたいな華やかなイメージだったけど、第2楽章の入りはすごく落ち着いていますね。
んん?でも途中で緊張感があるメロデイが…

 

第3楽章はまた随分と愉快な雰囲気。
夢の国の港町で夕方以降に流れてそうな曲!というのが第一印象です。

 

第4楽章は畳み掛けるような弦楽器の音が楽しいですね!
だんだんとクライマックスに向かっていくワクワク感があって、4楽章の中で一番好きかもしれません。

 

……
それぞれの楽章に個性があるのですが、通して聴くと何となくストーリがあるように感じました。

 

でも全体を通して、「これ本当に“ナハト(=夜)”の曲なの??」という疑問が。
(メモ:大学で2年間、第二外国語としてドイツ語を履修していました)

『アイネ・クライネ・ナハトムジーク(=“小さな夜の音楽”)』というタイトルから、もっと落ち着いた雰囲気の曲を想像していたんです。

 

このギャップは面白いと感じました。

この曲が出来た時代の貴族たちは、ごくごく日常的にダンスやお酒を嗜みつつ、楽しい夜を過ごしていたんだろうなぁ…

 

なんて妄想を膨らませていたところ、ひびクラ編集長から貴重なアドバイスが。

 

「夜をテーマにしたクラシック曲はたくさんあるから、他にも聴いてみたら?例えばベートーヴェンの『月光』とか…」

 

おお!ベートーヴェンはさすがに知っていますよ!
だだだだーん!のお方ですよね!

月光

『月光』もタイトルだけは耳にしたことがあります。聴けば知っている曲なのでしょうか?

これは良い情報をゲットした!ということで、早速「ベートーヴェン 月光 CD」でググってみたのですが…

どうしよう、めちゃくちゃヒットする、、、

 

同じ曲でも、奏者によって聴こえ方が全然違うんですよね?(編集長から得た知識)

今度は「ベートーヴェン 月光 聴き比べ」で検索。

 

それっぽいまとめサイトを参考にしながら、気になった4人の奏者をピックアップしてみました。

 

■ヴラディミール・ホロヴィッツ
はっきりした印象、という評判を聞いたので気になりました。

■マウリツィオ・ポリーニ
最近来日されたらしいですね。

■エレーヌ・グリモー
こちらは女性奏者なんだとか。

■ヴィルヘルム・バックハウス
編集長はこの方がお好きなようで。

 

この4人の奏者でしたら、どの方の『月光』がおすすめでしょうか?

 

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