ひびクラ女子リアル育成PJ〜新入社員いつきさんの場合 Op.11

ひびクラ女子リアル育成プロジェクト

このプロジェクトは、ある日ひびクラ編集部に声を掛けられた、クラシック初心者の新入社員いつきさん(仮名だけど実在!)が、あれこれ分からないことをクラシックファンの皆さんによるユーザー投票で教えてもらい、その結果を真面目に体験していくという、SNS連動型のリアル育成プロジェクトです。

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こんにちは、いつきです。

 

昨日、ひびクラ編集長から得た知識です。

「“さわり”だけ歌う」ってよく耳にしますよね?この“さわり”という言葉、<最初の部分>という意味だと思っていたのですが、本当は<一番の聞かせどころ>という意味なんだそうですね。歌で言うところのサビを指すと初めて知りました。

 

へぇ~、また一つ賢くなった!ということで、今週も始めてまいりましょう。

 

さて、前回は「アルゲリッチの“チャイコン” (チャイコフスキーのピアノ協奏曲 第1番)ならこれ!」を皆さんにお伺いしました。
いつもたくさんの投票ありがとうございます!

 

今回は『1980年録音/コンドラシン&バイエルン放送響盤』が一番人気でしたね。

 

録音した年代が違うとは言え、同じ奏者の同じ曲。
それでも好みが分かれるという事は、それぞれ特徴的な演奏なんだろうなぁ。

 

そんな期待をしつつ、いざ視聴。

『1970年録音/デュトワ&ロイヤル・フィル盤』『1980年録音/コンドラシン&バイエルン放送響盤』『1994年録音/アバド&ベルリン・フィル盤』3パターン全て聴きました。

 

まずは1970年録音から。

 

~♪~♪~♪~

 

おお!

『チャイコン』というワードは初耳だったけど、第一楽章は私でもさすがに知っている有名な曲でした。CMでもよく耳にします。冒頭のインパクトがとにかく強い。

第二楽章は優しくて素敵な曲です。どこか懐かしみを覚えるのはなぜでしょう。穏やかさの中にあるエッジが効いたピアノのメロディが印象的。

第三楽章は迫力があってかっこいいですね!ピアノと他の楽器の疾走感ある掛け合いが楽しく、あっという間に聴き終えてしまいました。

 

次に1980年録音。

 

~♪~♪~♪~

 

うーん、そうね、なるほどね。
とりあえず1994年録音も聴いてみましょう。

 

~♪~♪~♪~

 

……どうしよう。

 

違い、分からない。

 

いや、ライブ音源か否かとか、何となく速度が違うかな~くらいなら分かります。分かりますけど…

 

「この録音のここが素敵!」「これはピアノとオーケストラがぴったり合っている!」という境地には至らず。

※不甲斐なさと恥ずかしさでいっぱいですが、“正直に”をモットーに頑張っております…。

 

連載11回目にして恐らく(?)初めて、編集長に泣きつきました(苦笑)。

 

編集長「違い分からなかった!?」
いつき「はい、すみません…」

 

頭を抱える編集長。

 

編集長「いつきさんとの間に壁を感じた」
いつき「え、そんなこと言わないで…(泣)」

 

弁明するようですが、曲自体は耳馴染みもよくて、聴いていて楽しかったのですよ。アルゲリッチの情熱的で感傷的な演奏には今回も心惹かれました。

 

でも、何回聴いてもやっぱり違いが分からない問題。今回ばかりはひねり出す言葉もありません(笑)。

 

分析するに、複数の楽器で演奏される協奏曲を聴き分けるには、私のレベルがまだ足りなかったのだと思います。色々な楽器の音が耳に入ってくるから、ピアノ単体の音に集中できないというか…。

 

そんな言い訳をしてみたところ、編集長からアドバイスが。

 

編集長「グールド…」

 

(んん?何か呟いてる…)

 

編集長「グールドのゴルトベルク変奏曲。同じ曲を55年と81年に録音しているから、ちょっと聴いてみて」

 

(よかった、まだ見捨てられてなかった…)

 

ということで曲を聴く前に下調べ。

 

グレン・グールド、20世紀半ば~後半に活躍したカナダのピアニスト。
そのグールドが世界に名を馳せるきっかけとなったのが、1955年に録音された彼のデビュー盤『ゴルトベルク変奏曲』(J.S.バッハ)なんだとか。

“音楽の父”と称されるJ.S.バッハ。音楽家って異名を付けられがちですよね。

 

そもそも変奏曲とは?というところからですが、主題となる旋律に色々なバーションの装飾を付けて展開していき、それを一つにまとめた楽曲のことを指すようですね。

 

「グールド 変奏曲」と検索すると、称賛の声がずらりと出てきました。

どうやら彼の『ゴルトベルク変奏曲』は少しエキセントリックみたい。でもクラシックファンの間ではとても人気な演奏なんですね。

 

最初から変化球を投げてくるか…と編集長の選球に少しおびえていますが、55年版と81年版、両方聴いてみることにします。

 

違い、わかるといいな。。。

 

ちなみに皆さんはどちらの録音がお好みですか?
皆さんの「グールドの『ゴルトベルク変奏曲』ならこっち!」を教えてください!

 

■1955年録音

■1981年録音

■どちらも好きで選べない


今回、未だかつてないほどにゆるい投稿になってしまったことをお許しください(笑)。
クラシック修行、めげずに頑張ります…!

 

さあ、いつきさんに「グールドの『ゴルトベルク変奏曲』ならこっち!」を教えてあげましょう!

こちらのTwitter投稿から投票をお願いします。

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