ひびクラ女子リアル育成PJ〜新入社員いつきさんの場合 Op.12

ひびクラ女子リアル育成プロジェクト

このプロジェクトは、ある日ひびクラ編集部に声を掛けられた、クラシック初心者の新入社員いつきさん(仮名だけど実在!)が、あれこれ分からないことをクラシックファンの皆さんによるユーザー投票で教えてもらい、その結果を真面目に体験していくという、SNS連動型のリアル育成プロジェクトです。

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こんにちは、いつきです。
マイブームは花粉症対策です。おすすめは甜茶です。

 

さて、前回は「 グレン・グールドの『ゴルトベルク変奏曲』ならこっち!」をお伺いしました。
投票下さった皆さん、ありがとうございます!!

 

1955年録音と1981年録音。1955年録音の方がちょっとだけ投票数が多かったですね。
やはり1955年録音はグールドのデビュー作ですし、ファンにとっても特別な演奏なのでしょうか。

 

とは言え「どっちも好きで選べない!」という意見も多かったから、両方ともいい演奏であることには違いないはず!

 

ということで、張り切ってまいりましょう。
今回こそ、違いが分かる女になります。(前回の違いが分からない女編はこちら

 

まずは1955年録音から。

 

~♪~♪~♪~♪~♪~

~♪~♪~♪~♪~♪~

 

ちょっと待って、長くない??

 

~♪~♪~♪~♪~♪~

~♪~♪~♪~♪~♪~

 

一曲で38分間。変奏曲恐るべし…。

 

一曲と言っても、この『ゴルトベルク変奏曲』はテーマとなる旋律Aria+30のバリエーション+Ariaの再来(da capo)の合計32曲で構成されています。

 

Ariaに次々と装飾が加えられ、バリエーションを追うごとに段々と変化していき…

 

バリエーション5くらいで私は一体何を聴いているのか分からなくなりました(笑)。
最後にAriaがもう一度現れた時には、「あれ、こんな曲知らない」状態に。

 

細かく見れば軸となっている旋律は同じはずなのになぁ…。
でもそれだけ変化に富んでいるので、聴いていて楽しいです。

 

ひとまず1981年録音も続けて聴いてみましょう。

 

~♪~♪~♪~♪~♪~

 

…お?

 

~♪~♪~♪~♪~♪~

 

…これは、、、

 

~♪~♪~♪~♪~♪~

 

…長いけど、、、

 

~♪~♪~♪~♪~♪~

 

!!!!!!!

 

違い、分かる!!!
(嬉しい!!!!!!)

 

同じ人が演奏する同じ曲。
とは言え、確かに1955年録音とは別物ですね。

Aria最初の一音目から音色が全然違う。驚きました。

 

1981年録音は全体で51分間と、1955年録音と比べて約10分間も長いのです。
1955年録音の後に聴いたからか、とってもゆっくりに感じました。

 

印象を簡潔に言うと、1955年の演奏が“動”で1981年録音が“静”。
真逆の言葉を当てはめてたくなる程、それぞれが特徴的です。

 

1955年録音は速度も速く、鍵盤を撫でているような弾き方を想像します。やや荒っぽい印象もあるけど、イキイキしていて情熱的。体の内側から熱くなるような感覚を覚えました。

 

対して1981年録音は、すごく堅実的でしっかりとした演奏。色々噛みしめて、握りしめて、着実に歩いていくイメージです。心が鎮静されていくような感じがしました。

 

これは確かに好みを問われても難しいですね。

 

強いて言うなら…

 

明るい曲調のバリエーション20や29だったら1955年録音、
シリアスなバリエーション21や、キレイ目なバリエーション28だったら1981年かなぁ。

 

って、強いて言えていないですね(笑)。

 

そんなこんなで感想をひびクラ編集長に報告。

 

いつき「違いが分かる女です」

編集長「得意げだね」

 

今回ばかりは渾身のドヤ顔です。

 

編集長「バッハはどうだった?」

 

どうだった?と聞かれましても…

今回2つの演奏がまるで別ものだったから、バッハ像がまだ掴めていないのです。

 

あ、さすがにバッハさんは知っていますよ。
音楽室にいましたからね。

 

バッハ、ベートーヴェン、モーツァルト、滝廉太郎。音楽室のスタメン4

 

彼が活躍したのは18世紀・バロック時代のドイツだそうです。
ベートーヴェンやモーツァルトよりも早い時期なのですね。

 

18世紀というと、日本は江戸時代。
世界の裏側では何が起きているかわかりません。

 

編集長「バッハはピアノ以外にも色々な分野の曲を書いているから、気分転換に違う楽器も聴いてみようか」

編集長「例えばチェロとか……あれ、チェロって知ってる??」

 

小ばかにしてくる編集長。

 

チェロくらい知っています!大きいヴァイオリンですよね!

 

でもチェロはベースの楽器だと思っていたから、それ単体の演奏ってあまりイメージないなぁ。

 

編集長によると、バッハの『無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007』が有名らしいです。

 

ひとまず「バッハ チェロ組曲 名演」で検索。

 

またしても呪文のような名前がたくさん出てきました。

 

今回は皆さんに、「バッハの『無伴奏チェロ組曲』ならこの人!」という奏者をお伺いしましょう。

 

■パブロ・カザルス

■ピエール・フルニエ

■ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ

■ヨーヨー・マ

 

ヨーヨー・マって、高校の英語の教科書に載っていたような…

 

なんとなく選んでみましたが、他にもオススメの奏者がいたらコメントで教えてください!

 

さあ、いつきさんに「バッハの『無伴奏チェロ組曲』ならこの人!」を教えてあげましょう!

こちらのTwitter投稿から投票をお願いします。

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