ひびクラ女子リアル育成PJ〜新入社員いつきさんの場合 Op.16

ひびクラ女子リアル育成プロジェクト

このプロジェクトは、ある日ひびクラ編集部に声を掛けられた、クラシック初心者の新入社員いつきさん(仮名だけど実在!)が、あれこれ分からないことをクラシックファンの皆さんによるユーザー投票で教えてもらい、その結果を真面目に体験していくという、SNS連動型のリアル育成プロジェクトです。

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こんにちは、いつきです。

最近料理に目覚めつつあるのですが、レシピによくある「適量」ってパワーワードずるくないですか?こっちはその「適量」が分からないからレシピ見てるのに…。

 

さて、前回は皆さんの思う「バッハのチェンバロ曲ならこれ!」を伺いました。
いつもたくさんの投票ありがとうございます!

 

良い感じに票が割れましたが、最終的に34%の票数を獲得した『平均律クラヴィーア曲集』が一番人気という結果に。

 

“平均律”というワードがなんだか数学用語っぽいですよね。既にアレルギー反応が出そうですが、今回は曲を聴く前にちょっとお勉強をしましょう。

 

調べたところ、“平均律”とは一般的に“1オクターヴを12等分した音律”という意味を表すそうです。
つまり≪ド・ド#(レ♭)・レ・レ#(ミ♭)・ミ・ファ・ファ#(ソ♭)・ソ・ソ#(ラ♭)・ラ・ラ#(シ♭)・シ≫の12音は、周波数レベルで均等な階段になっているんだよ~ということ。

 

『平均律クラヴィーア曲集』はこの12音に基づいて、「前奏曲・フーガ」の2曲1セットで構成されているみたいです。

 

1曲目:最初の音がドの長調の前奏曲とフーガ
2曲目:最初の音がドの短調の前奏曲とフーガ
3曲目:最初の音がド#(レ♭)の長調の前奏曲とフーガ
4曲目:最初の音がド#(レ♭)の短調の前奏曲とフーガ

23曲目:最初の音がシの長調の前奏曲とフーガ
24曲目:最初の音がシの短調の前奏曲とフーガ

 

と言った具合で、1巻24曲、第2巻まであるので合計で48曲。
規則的で、本当に数学っぽいです。

 

前置きが長くなりましたが、とりあえず試聴してみましょう。
第2巻まで聴くと4時間弱あるので今回はさすがに断念。まずは第1巻24曲を聴いてみます。

 

~♪~♪~♪~♪~

~♪~♪~♪~♪~

~♪~♪~♪~♪~

 

へぇ~なるほど…!

 

聴く前の想像では、勝手に変奏曲のような曲をイメージしていました。
全体で1つの作品として成立していて、一貫性があるのかなぁ?と。

 

『平均律クラヴィーア曲集』は、意外と曲ごとに個性がバラバラなんですね。
内容自体はそこまで規則性を感じません。

 

きっと意図があってこの構成だと思うのですが…
曲の最初の音が≪ド・ド#(レ♭)・レ…ラ#(シ♭)・シ≫と並んでいるのは分かるけど、「それ、何の意味があるの?」というのが率直な感想です(笑)。

 

例えるならば、50音分の札はあるけど、それぞれの内容はあまり関係ないカルタみたいな。そんな曲だと思いました。
(私が分からなかっただけ…?)

今回チェンバロを聴いてみたいということでの選曲でしたが、正直申します。

 

チェンバロ、聴き続けることが出来ませんでした!!!(笑)

 

途中までは良かったのですよ。
鍵盤楽器だけどアコースティックギターのような、独特な音色は新鮮で面白かったです。

 

けど曲が進むにつれ、その音に筍のエグ味のようなものを感じてきまして…

 

なぜか口内が痒くなるという事態が発生したので、途中からはピアノの演奏で聴きました(苦笑)。

探したところ、しばらくご無沙汰しているポリーニさんがピアノで弾く『平均律クラヴィーア曲集』のCDもあるではないですか!!

 

これは聴くしかない、ということで、再挑戦。

 

~♪~♪~♪~♪~

~♪~♪~♪~♪~

~♪~♪~♪~♪~

 

おおお!
楽器が違うだけでまるで別物になりますね!

 

チェンバロは音の伸びがあまりないので、淡泊・コンパクトな感じでしたが、
一方、ピアノは音が伸びるので、なんとなく優雅でドラマチックな印象を持たせてくれます。

 

2種類の楽器で曲を比較するのも面白いですね。新しい発見です。

 

…けど、やっぱりピアノの音が落ち着くな(笑)。

 

というところでひびクラ編集長に感想を報告。

 

いつき「やっぱりポリーニさんのピアノが落ち着きます」

編集長「ポリーニに“さん”付けるの、いつきさんくらいだと思う(笑)」

 

ああ、心酔のあまり口が勝手に…。

 

編集長「そしたらピアノに戻ってみようか。ピアノ協奏曲第1番がかっこいいから聴いてみて」

 

バッハのピアノ協奏曲ってそう言えばまだ聴いたことなかったです。
(そろそろ曲名覚えられなくなってきています(笑)。)

 

早速「バッハ ピアノ協奏曲」で検索。

うーん選ぶのが難しい…レビューとか読んで直感的に選んでみました。

 

 

■グレン・グールド

■マレイ・ペライア

■アレクサンドル・タロー

■シャハイェフ・ノスラーティ

 

今回はこの4名の奏者から、皆さんのおススメを伺います!
その他、コメントもお待ちしております♪

 

さあ、いつきさんに「バッハのピアノ協奏曲ならこの人!」を教えてあげましょう!

こちらのTwitter投稿から投票をお願いします。

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