2019年04月12日
ひびクラ女子リアル育成PJ〜新入社員いつきさんの場合 Op.18

このプロジェクトは、ある日ひびクラ編集部に声を掛けられた、クラシック初心者の新入社員いつきさん(仮名だけど実在!)が、あれこれ分からないことをクラシックファンの皆さんによるユーザー投票で教えてもらい、その結果を真面目に体験していくという、SNS連動型のリアル育成プロジェクトです。
こんにちは、いつきです。
最近コンビニでレジ待ちをしていたら、前に並んでいたサラリーマンが「アイスカフェラテのホット、テイクオフで」という恐い呪文を唱えていたんです。
え、恐い。
さて、前回は「バッハのヴァイオリン協奏曲ならこれ!」という奏者(楽団)を伺いました。
たくさんの投票ありがとうございます!
リプでもありましたが、本記事の下部にある商品情報から実際に音源を試聴することができるので、ぜひ皆さんも聴いてみてくださいね♪
投票の結果、ヘンリク・シェリングが一番人気に。
シェリングと言えば、以前 『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』を聴こうとしたときに候補に挙がっていたヴァイオリニストでもあります。
バッハのヴァイオリン曲では相当有名なお方なのかな?
では早速。
今回は、前回聴いたバッハの『ピアノ協奏曲第7番』と同じ曲という『ヴァイオリン協奏曲第1番』を聴いてみます。
~♪~♪~♪~
ううーん!
同じ曲だけど、やはりヴァイオリン演奏だとまるで別物です。
グールドのピアノで聴いたときは、なんとなく淡々としていて“孤独”みたいな印象を受けたのですが、シェリングのヴァイオリンは…“深い悲哀”、そんな感じでしょうか。
ピアノよりも悲劇性が増しているように感じます。
ヴァイオリンの鋭く脳を刺してくる音、弦が擦れる音。無性にかっこよい。
感覚としては、酸味は抑え目、苦味・深み強め、後味スッキリなインドネシアのコーヒーを飲んだときのそれに似ています。
(恐らく、今コーヒー飲みながら記事書いているからだと思う)
ピアノで聴いて耳が慣れていたのか、個人的には曲自体に対する“ハイソ”感は『無伴奏ヴァイオリン組曲』のときより低い気がしました。
ヴァイオリンの情感的な音色も、なんだか今回はすんなり受け入れられてちょっと驚きです。
そんな感想をひびクラ編集長に報告。
編集長「クラシック、だいぶ聴きなれてきたんじゃない?」
そうなのですよ。前回も書きましたが、「仕事終わりに聴きたいクラシック」というプレイリストが毎日大活躍で。
我ながら、この洗脳されやすい体質も考え物ですが…。変な壺とか売りつけられないように気をつけよ。
編集長「じゃあ次はもう少し難しい曲。ちょうどイースターの時期だし、マタイ受難曲にチャレンジして欲しいんだよね~、4時間弱あるんだけど」
いつき「じゅ、受難…?しかも4時間…!?正気の沙汰ではない…」
編集長「いや苦行してもらうわけじゃないから(笑)」
どうやらマタイ受難曲は、新約聖書に記されているキリストの受難を題材に、バッハが作曲した声楽の曲なんだとか。
ほう、ストーリーを歌で紡ぐわけですね。ミュージカルみたいなものなのでしょうか?
編集長「でも最初から受難曲はきついから、段階を踏んでいこう」
確かにキリストについてもそこまで知識ないし、いきなり声楽で4時間弱というのはきついかも。。。
というわけで、今回はまずクラシックの合唱曲に触れることから始めましょう。
「バッハ 声楽」で検索。
なになに、クラシック用語では声楽曲のことをカンタータと呼ぶみたいですね。
「バッハ カンタータ」で再検索。
うーん、なかなか曲で選ぶのは難しそうなので、CDのレビューを参考にしてこの方々から皆さんのおすすめを伺いたいと思います。
■リヒター&ミュンヘン・バッハ管弦楽団
■鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパン
■ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
■アーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
ちなみに私のキリストの知識と言えば、『ジーザス・クライスト=スーパースター』で培ったものくらい。キリストが十字架にかけられる前の最後の7日間を描いたミュージカルです。
来世が歌ウマな男性だったら、歌いたいミュージカルナンバーNo,1は間違いなく劇中歌の『ゲッセマネの園』。あのロングシャウトが出たらなぁ…。
今秋『ジーザス・クライスト=スーパースターinコンサート』が東京で開催されるので、興味のある方ぜひに!(おっと、また宣伝が)
さあ、いつきさんに「バッハのカンタータならこの人たち!」を教えてあげましょう!
こちらのTwitter投稿から投票をお願いします。
※投稿にはTwitterアカウントの作成が必要です
🐣『ひびクラ女子リアル育成プロジェクト』Op.18
▼https://t.co/vMuBnh3PLoだんだんとクラシックに慣れてきたいつきさん、次はカンタータを聴くようです
あなたの「バッハのカンタータならこの人たち!」を教えてあげましょう!
その他リプ歓迎!#ひびクラ女子 #ひびクラ #育成 #リアル育成— ひびクラシック (@hibiclassic) 2019年4月12日

発売日 : | 1997/10/25 |
レーベル : | Dg 2cd Series |
フォーマット : | CD |

発売日 : | 2004/11/11 |
レーベル : | Bis |
フォーマット : | CD |

発売日 : | 2010/03/20 |
レーベル : | Sdg |
フォーマット : | CD |

発売日 : | 2002/01/23 |
レーベル : | ワーナーミュージックジャパン |
フォーマット : | CD |
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