2019年05月10日
ひびクラ女子リアル育成PJ〜新入社員いつきさんの場合 Op.20

このプロジェクトは、ある日ひびクラ編集部に声を掛けられた、クラシック初心者の新入社員いつきさん(仮名だけど実在!)が、あれこれ分からないことをクラシックファンの皆さんによるユーザー投票で教えてもらい、その結果を真面目に体験していくという、SNS連動型のリアル育成プロジェクトです。
はい、くろたまご~!
ということで、GWは曇天の箱根に行ってまいりました、いつきです。
10連休終わってしまいましたね。
ワイドショーなんかで「休み疲れ」なるものが取り上げられていますが、休んで疲れるって本末転倒(笑)。3連休×3回くらいが一番嬉しいです。
さて、前回は バッハの『マタイ受難曲』と『ヨハネ受難曲』、どちらがおすすめかをお伺いしました。
投票頂いた皆さま、ありがとうございます!
なんと、『マタイ受難曲』の圧倒的勝利。
圧倒的勝利と言えば、キノコとタケノコは大体33対67くらいでタケノコ勢力の方が強いらしいですよ。
全く関係ないお菓子派閥の話でした。
『マタイ受難曲』は新約聖書「マタイによる福音書」の26・27章を題材にバッハが作曲した曲とのこと。
イエスの受難と言えば、最後の晩餐が有名ですよね~。個人的にはゲッセマネでイエスが「なんで俺が死ななきゃいけないの!」と父なる神にクレーム言うとこも好きです。
あと使徒・ペテロとのこんなやり取りも印象的。
イエス「ペテロ、お前は今夜『イエス?誰それ』と言うぞ。しかも3回だ」
ペテロ「またまた、ご冗談を~」
(ゆるっとした意訳です)
結果的にペテロはイエスを裏切り、『イエス?誰それ』をちゃんと3回言ってしまうんですよね…で、イエスの予言に絶望するという。。。
ミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』が大好きなもので、イエスが十字架にかけられるまでの最後の7日間に関しては物語としてちょっと知っているのです。
【CD】Jesus Christ Superstar -Original Cast
そんなストーリーも思い出しつつ『マタイ受難曲』を聴いてみます。
今回聴いたCDは、鈴木雅明指揮、バッハ・コレギウム・ジャパン演奏のものです。
収録時間2時間45分。第68曲までありますが、今回バッハ修行の集大成ということなので気合入れていきます。
~♪~♪~♪~♪~
~♪~♪・・・・
途中で記憶が途切れてしまいました。
心構えはしていたものの、やっぱり長い。
そして言葉が分からない。
英語だったらまだしも、ドイツ語は歌詞の見当もつかないですね(汗)
訳詞を見ながらもう一度トライ。
~♪~♪~♪~♪~
~♪~♪~♪~♪~
~♪~♪~♪~♪~
歌詞を追いながら聴くと、なんとなく情景描写が浮き出てくる感覚はあるかもしれません。
全部聴き終えたころにはさすがに精神的にズーンときますね。
演奏は壮大でかなり悲劇的。合唱の曲では様々な声がまとまって、まるで一つの生き物かのように脳を圧迫してくる感じです。
聴くだけで疲労するのだから、歌ったら相当カロリー消費しそう。
…と、なんとも歯切れが悪い感想ですが、編集長に報告。
編集長「今は分からなくても、10年後に突然聴きたくなる時が訪れるよ」
まさかの予言を授かってしまった。
10年後の自分に期待しておきます。
編集長「これでバッハは卒業だから、ドイツ3大Bの次を攻めてみようか」
ビール、ベルリンの壁、、、ビーンズ…豆?(適当)
編集長「バッハ、ベートーヴェン、ブラームスね」
クラシック業界では、ドイツを代表する大作曲家を“ドイツ3大B”と呼ぶのがポピュラーなんだとか。
ブラームスさんはちょっと存じ上げないですが、ベートーヴェンは以前『月光』を聴いたことがあるので、次はベートーヴェンをがっつり掘り下げてみるのもいいかもしれません。
でもベートーヴェンで知っている曲と言えば、年末によく聴く『第九』と、だだだだーんの『運命』くらい。
さすがに『第九』だとクリスマスシャンシャンモードに陥りそうなので、今回は『運命』を聴いてみようかな。
早速「ベートーヴェン 運命 CD」で検索。
めちゃくちゃヒットしますが、評価が高かった4つを選んでみました。
■クライバー&ウィーン・フィル
■カラヤン&ベルリン・フィル
■アーノンクール&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
■小澤征爾&水戸室内管弦楽団
この中に皆さんのお気に入りはありますか?
今回も投票で教えてください!
だだだだーんは知っているけど、逆にそれ以外はまったくの無知。
令和の時代になってもクラシック勉強の日々は続きます…。
さあ、いつきさんに「ベートーヴェンの『運命』ならこれ!」を教えてあげましょう!
こちらのTwitter投稿から投票をお願いします。
※投稿にはTwitterアカウントの作成が必要です
🐣『ひびクラ女子リアル育成プロジェクト』Op.20
マタイ受難曲を聴きバッハを卒業したいつきさん
次はベートーヴェンの「だだだだーん」に挑戦しますあなたの「ベートーヴェンの『運命』ならこれ!」を教えてあげましょう!#ひびクラ女子 #ひびクラ #育成 #リアル育成
— ひびクラシック (@hibiclassic) 2019年5月10日

発売日 : | 1995/03/25 |
レーベル : | Dg Originals |
フォーマット : | CD |

発売日 : | 2018/05/20 |
レーベル : | ユニバーサル ミュージック |
フォーマット : | CD |

発売日 : | 2019/05/20 |
レーベル : | Sony Classical *cl* |
フォーマット : | CD |

発売日 : | 2016/08/03 |
レーベル : | ユニバーサル ミュージック |
フォーマット : | Blu-spec CD 2 |

公演日 : | 2019/6/13(水) |
出演者 : | 指揮:小林研一郎、ヴァイオリン:千住真理、 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 、司会:高橋克典、金子奈緒 |
場所 : | 東京文化会館 大ホール |
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