2019年05月24日

ひびクラ女子リアル育成PJ〜新入社員いつきさんの場合 Op.22

ひびクラ女子リアル育成PJ〜新入社員いつきさんの場合

このプロジェクトは、ある日ひびクラ編集部に声を掛けられた、クラシック初心者の新入社員いつきさん(仮名だけど実在!)が、あれこれ分からないことをクラシックファンの皆さんによるユーザー投票で教えてもらい、その結果を真面目に体験していくという、SNS連動型のリアル育成プロジェクトです。

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私の『レミゼ』東京の陣が終わってしまいました(泣)。

 

レミゼとの出会いは、2012年に公開された映画だったと思います。
高1の私にはちっとも良さが分からなくて、ただただ睡魔と闘っていた記憶。

 

それが、親に連れられて行った舞台を観てドハマりし、大学では作品についての論文を書き、そして今ではどのシーンを切り取っても号泣できるくらいには没頭しています。

 

大人になると涙もろくなるといのは、それだけ経験を重ね、色々なもの・人・事象に感情移入せざるを得なくなるからだと思っています。

 

大人の階段上ってる、感受性の成長期なうです。いつきです。

 

さて、前回は「ベートーヴェンの交響曲ならこれ!」という皆さんのオススメをお伺いしました。

 

またもや票数が多くてびっくり!ありがとうございます!

 

一番人気は『交響曲第7番』という結果でした。

 

ひびクラ編集長から教えて頂いたのですが、クラシックファンには“ベトシチ”の愛称で親しまれているみたいですね。

 

聴く前に少しググってみたのですが、なんと2006年に放送されていたドラマ『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)のテーマ曲がこの“ベトシチ”だったとのこと!

 

それは人気が高いわけですね~!

 

『のだめ』は私も小学生のとき毎週見ていた大好きなドラマですが、まさかここで再会できるとは…。そしてあの曲がベートーヴェンだったとは…。
(そしてあの頃の自分に言いたい、「千秋先輩のような大学生は存在しないよ」と。泣)

 

期待も高まってきたところで、曲を聴いてみましょう。
今回も前回同様、クライバー&ウィーン・フィルの演奏をチョイス。

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~♪~♪~♪~
~♪~♪~♪~

 

第4楽章まで、演奏時間は約40分ほどです。

 

『のだめ』の曲としてもちろん知っているメロディでしたが、自分の中ではベートーヴェンの新しい一面を見た気分になりました。(ってそもそも知識がないから全て新しいんですけどね!!)

 

ベートーヴェンというと、勝手にダークなイメージを持っていたのですが、この“ベトシチ”はとても華やか。特に第1・4楽章は燦然とした曲で、音から閃光が見えてきそうです。

 

第2楽章では短調になるのですが、ゆったりな部分とテンポ良く進んでいく部分の展開が早く、聴いていてもコロコロ感情が変わるので、そこまでズシーンとくる印象はないです。

 

そうそう、先日編集長に聞いたのですが、ベートーヴェンが耳に障害を抱えていたというのは本当ですか(驚)!?
にわかに信じがたいですが…。

 

色々と葛藤しながらも、後世まで残る音楽を作り続けたベートーヴェン…想像すると、今回の華々しい曲もちょっとだけ聴こえ方が変わってくる気がします。

 

音楽家としてどんな生涯を経た人なのか、俄然ベートーヴェンに興味が湧いてきました。

 

ということで、ベートーヴェンローラー作戦まだまだ続きます。

 

次は、投票でも人気の高かった『交響曲第3番、6番』を同時に聴いてみましょう。

 

課題曲は決まっているので、今回は少しゆるっとした質問を皆さんに投げかけます(笑)。

 

冒頭、私が大好きなミュージカル『レ・ミゼラブル』との出会いをちょろっと書いたのですが、きっとクラシックファンの皆さんにも好きな曲・作曲家と出会ったきっかけや特別な思い出があると思います。

 

このベートーヴェンローラー作戦のさなか、皆さんそれぞれの「ベートーヴェンとの出会い」を聞いてみたら面白いんじゃないかな!?と思いまして。

 

元々奏者として演奏したことがあったから?

テレビで聴いたことがあったから?

教養のために勉強したから?

それともモテたくて勉強したから…?

 

色々あると思います。

 

今回は投票ではなく、Twitterで「#私とベートーヴェンの出会い」というハッシュタグをつけて、皆さんに自由に投稿して頂きたい!そして思い出を存分に語って頂き、クラシック初心者の私に教えて頂きたい!!

 

そんな新しい試みです。

 

どれだけの方に参加頂けるのかビクビクしていますが、物は試しに。

 

ぜひたくさんの思い出を聞かせて下さい♪

 

さあ、いつきさんにあなたとベートーヴェンの思い出を教えてあげましょう!

「#私とベートーヴェンの出会い」というハッシュタグをつけてTwitter投稿をお願いします。

※投稿にはTwitterアカウントの作成が必要です

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