2020年01月17日
ひびクラ女子リアル育成PJ~いつきさんの場合 Op.36

このプロジェクトは、ある日ひびクラ編集部に声を掛けられた、クラシック初心者の新入社員いつきさん(仮名だけど実在!)が、あれこれ分からないことをクラシックファンの皆さんによるユーザー投票で教えてもらい、その結果を真面目に体験していくという、SNS連動型のリアル育成プロジェクトです。
2020年、
頑張りたいことは“自炊”
挑戦したいことは“英会話”
気をつけたいことは“軽率な発言”と“軽率な行動”、そして“軽率なチケット入手”
新年あけました、いつきです。
今年で社会人3年目なので、そろそろ落ち着きと余裕を持ちたい所存。
今後ともよろしくお願いいたします。
さて、昨年最後の投票では、ひびクラ厳選の名盤の中から「ベートーヴェンの第九を聴くならコレ!」をお伺いしました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございます!
約半数の方が「カラヤン&ベルリン・フィル」へ票を入れてくださいましたね。
以前、ベートーヴェンの交響曲第5番『運命』の人気投票をしたときにも登場した「カラヤン&ベルリン・フィル」のコンビ。
そう言えば、時の(?)編集長は、「カラヤン&ベルリン・フィル」が一番好きとおっしゃっていたような。
ということでカラヤンを…と思ったのですが、年末年始にあまりにも時間を持て余してしまったので、「フルトヴェングラー&バイロイト」、「小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ」、「鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパン」もまとめて聴いてしまおうと。新年だし張り切ってみようと。箱根駅伝を見ながら聴き比べしてみました。(昨年も同じこと書いた気がする…)
~♪~♪~♪~♪~
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~♪~♪~♪~♪~
~♪~♪~♪~♪~
んんん。
調子に乗って4つ聴いてみたはいいものの、違いを言い表すのは難しいですね(汗)。
はい、2020年1発目の“軽率な行動”です。
自分の力を過信し過ぎてはいけません。
では、なぜ言い表すのが難しいのか。
演奏時間70分超え、全4楽章からなる『第九』を頭からお尻まで聴いてしまうと、頭の印象をさっぱり忘れてしまうからです。
では、なぜ忘れてしまうのか。
第4楽章の合唱部分が流れた瞬間に沸き起こる「待ってましたぁぁぁ!」の感情が強すぎるが故、脳がハッピーモードに。
結果、1時間以上前の第1楽章の記憶が箱根駅伝の区間と共に過ぎ去っていくという訳です。
でも、要所要所で切り取って比較してみると少し分かりやすいのかも。
よく聴くと、テンポや抑揚の付け方などは指揮者・オーケストラによって違いがありますね。うんうん。
特に「カラヤン&ベルリン・フィル」の演奏は、そこまでしつこい抑揚が感じられないにも関わらず、とっても豪華な印象。早いテンポも、ゆっくりなテンポも、全てピタッと全体の音がハマっていてブレない。そんなところが心地よいなと思いました。
ひびクラ先生「「カラヤン&ベルリン・フィル」のコンビは、クラシック界ではいわば“代名詞”のようなもので。この演奏から『第九』の魅力を知る人も多いのだよ」
確かにクセも強くなく、スマートで聴きやすい演奏でした。これを“スタンダード”として、色々な演奏を聴いてみるのもいいのかもしれません。
先生「そう言えば、ベルリン・フィルの首席指揮者が最近変わったのは知っているかい?」
いつき「し、知(るわけがあ)りません!!」
先生「そうだよねぇ(笑)。キリル・ペトレンコという指揮者が新しく就任したんだけど、いい機会だからベルリン・フィル歴代の指揮者の人気投票をしてみたら面白いんじゃないかな?」
ほー、「そこからかよ!」って突っ込まれそうですが、首席指揮者はオーケストラ常任の指揮者という意味なんですね。“首席”という言葉だけですごく偉い人オーラが漂っています。
先生の興味がフツフツと沸いておりますので、今回は先生オススメのベルリン・フィル歴代の指揮者をピックアップ。この4名から、皆さまの「ベルリン・フィルの指揮者といったらこの人」を教えて頂けたらと思います!
■ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
■ヘルベルト・フォン・カラヤン
■クラウディオ・アバド
■サイモン・ラトル
カタカナが多いと世界史勉強しているみたいな気持ちになります。
そして全然覚えられない…(苦笑)
投票初め、たくさんの方のご参加お待ちしております!
さあ、いつきさんに「ベルリン・フィルの指揮者といえばこの人!」を教えてあげましょう!
こちらのTwitter投稿から投票をお願いします。
※投稿にはTwitterアカウントの作成が必要です
🐣『ひびクラ女子リアル育成プロジェクト』Op.36
▼https://t.co/ZCcldPdXLL新年早々「第九」からの「ベルリン・フィル」。王道すこ。6月の来日コンサート自腹参戦も視野に入れながら・・・いつきさんは今年も基本からやるよ♡
「ベルリン・フィルの指揮者といえばこの人!」を教えてあげましょう!
— ひびクラシック (@hibiclassic) January 17, 2020
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