2020年02月21日
ひびクラ女子リアル育成PJ~いつきさんの場合 Op.38

このプロジェクトは、ある日ひびクラ編集部に声を掛けられた、クラシック初心者の新入社員いつきさん(仮名だけど実在!)が、あれこれ分からないことをクラシックファンの皆さんによるユーザー投票で教えてもらい、その結果を真面目に体験していくという、SNS連動型のリアル育成プロジェクトです。
こんにちは、いつきです。
最近奇妙な夢を続けて見るのです。
全くわからないはずの英語を流暢に話している私。
前世の国籍、どこだったのかな。
おはようございます、本題に入りましょう。
前回は「カラヤン&ベルリン・フィルに最もマッチする作曲家」を皆さんにお伺いしました。
いつもたくさんの投票ありがとうございます!
有名過ぎる作曲家オンパレードの選択肢の中、結果はチャイコフスキーが圧勝の1番人気。
わたし個人的には、ベルリン・フィル=ドイツの楽団=ドイツ出身のベートーヴェンor ブラームスを予想していましたが、その辺は関係ないみたいですね。
ではでは、カラヤン&ベルリン・フィル×チャイコフスキーを聴いてみましょう!
…しかし。
何の曲を聴こうかしら。
聴く曲が決まっていない(汗)。
前回のリプライズみたいな回になってしまうので、こういう時は即座にひびクラ先生に助言を求めます。
先生「チャイコフスキーは日本人好みの叙情的な曲が多いからね、色々なカテゴリーの音楽を聴いてみるといいよ。コンチェルト、交響曲、管弦楽曲、バレエ音楽も…」
さすがチャイコフスキー、色々な演奏形態の曲を作曲されているのですね。
チャイコフスキーで私が触れたことのある曲は、ピアノコンチェルト第1番、いわゆる“チャイコン”だけです。
確かにチャイコンも聴き馴染みのある有名な曲でしたが、その他にも聴いたことがある曲は多いのかな?
そんな期待をし、少しググってみて有名そうな曲をつまみ聴きしてみました。
交響曲は第5番と第6番を。
両方ともはじめて聴いた曲でしたが、良い感じで楽しく聴けました。
同じフレーズが形を変えながら繰り返される第5番は、言葉が合っているか分かりませんがとても“キャッチー”な印象を持ちました。豪華絢爛で、最後の終わり方も気持ちがいいです。
第6番は『悲愴』という標題がついていますが、全体としてはそこまで深刻な雰囲気はないような。ただ明るさの中にちょこちょこ闇的なところもチラ見えするし、ラストは消え入るような終わり方だし…その“上げてから落とす”戦法にはちょっとゾクっとするものがありました。
何曲か聴いてみましたが、“わ~いいなぁ~~”と強く思ったのはズバリ『白鳥の湖』です。
やはりバレエ演技ありきの音楽なだけに、場面の盛り上がり・感情の持っていき方が分かりやすいですよね。
そしてこの曲、私が大好きなミュージカル『ビリー・エリオット』でもとても重要な役割を果たす要素として盛り込まれておりまして、あの有名なフレーズを聴くたびに鳥肌が立ってしまうのです。
※『ビリー・エリオット』…『リトル・ダンサー』の邦題で上映された映画(原題:『Billy Elliot』、監督:スティーヴン・ダルドリー)をミュージカル化した舞台。炭鉱の町で生まれた少年・ビリーが、苦しい社会情勢や家族の反対の中、バレエダンサーを夢見て奮闘する姿が描かれる。
2020年夏に日本で上演されるので、ご興味ある方はぜひ。
フリー素材かのように見事に撮れた白鳥の湖。ロンドン・ケンジントン公園のスワンたちです。
話を戻します。
チャイコフスキーの曲をサーっと聴いて、かつてのひびクラ編集長が「ロシアのクラシックはどこか“演歌っぽい”」という迷言を残していたのを思い出しました。
以前は「?」となっていた私ですが、今回でなんとなくその言葉が腑に落ちた気がします。
分かりやすい進行に、情感豊かなメロディー、エトセトラ、エトセトラ。
先生もチャイコフスキーは“日本人好み”と仰っていたし、そう考えると“演歌っぽい”は一理あるのかもしれません。
しかし、カラヤン&ベルリン・フィルとマッチするとはいかに。
今度はそれを実感してみたいので、質問はこちらにします。
Q. カラヤン&ベルリン・フィルで聴きたいチャイコフスキーの音楽のカテゴリーは?
■協奏曲
■交響曲
■管弦楽曲・室内楽曲
■バレエ音楽
今回もたくさんの投票をお待ちしております!
さあ、いつきさんに「カラヤン&ベルリン・フィルで聴きたいチャイコフスキーの音楽カテゴリー」を教えてあげましょう!
こちらのTwitter投稿から投票をお願いします。
※投稿にはTwitterアカウントの作成が必要です
🐣『ひびクラ女子リアル育成プロジェクト』Op.38
▼https://t.co/x3exRh9BD7日本人の心のヒダをまさぐる、そんな演歌ライクな #チャイコフスキー で三寒四温の2月を締めくくりましょう。
「#カラヤン& #ベルリン・フィル で聴きたいチャイコフスキーの音楽カテゴリー」を教えてあげましょう!
— ひびクラシック (@hibiclassic) February 21, 2020
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